鉄欠乏性貧血

鉄分が不足すると、それを必要とする赤血球がつくられなくなるため貧血が起こります。鉄欠乏性貧血がつづくと舌が赤く炎症を起こしたり、口角に亀裂が生じる変化も伴います。また食道の粘膜に薄い膜状の粘膜による狭窄が生じて、のどのつかえ感や飲み込みづらさの原因となります。さらに下咽頭がんのリスクも高くなります。 鉄欠乏性貧血自体は、体内からの出血が原因となることが多く、女性では生理の出血により欠乏する場合があります。また偏食による摂取不足も原因となりえます。

治療方法

鉄製剤の補給を行います。普段から鉄分を多く含むレバーや魚、貝類を多く食べるように心がけることも大切です。

「日本福祉大学付属クリニックさくら」では、耳・鼻・のどに関する治療に加え、めまい、いびき・睡眠時の無呼吸等についても診療いたします。