シェーグレン病

本来はウィルスや細菌から体を守るべき免疫システムのバランスがくずれ、免疫細胞が自分自身の細胞を攻撃するようになってしまう自己免疫疾患のひとつです。涙や唾液を作る細胞が攻撃され委縮変性いしゅくへんせいしてしまうため、唾や涙が出にくくなり、口渇や目のゴロゴロした感じが生じます。唾が少なくなると口の中の非衛生的になり、虫歯ができやすくなったり口臭が強くなったりします。ぱさぱさしたパンやクッキーが食べづらくなり、味もわかりにくくなります。

治療方法

口渇に対して口の中にスプレーする人工唾液を使用します。唾液の分泌を刺激する内服薬を併用することもあります。

「日本福祉大学付属クリニックさくら」では、耳・鼻・のどに関する治療に加え、めまい、いびき・睡眠時の無呼吸等についても診療いたします。