口腔真菌症

普段から口の中には少量のカビが存在し、他の細菌とバランスをとって互いに数を増やさないよう共存しています。抗生剤や免疫抑制薬の投与、体力の低下などで菌のバランスが崩れたり、免疫が落ちたりするとカビが異常に増殖し、粘膜に炎症を生じます。口の中全体に乳白色のこけのような斑点はんてんが散らばって、綿棒でこするとはがれてきます。はがれた後の粘膜は赤くなって血がにじんでくることもあります。口の中のヒリヒリした痛みや違和感が気になり、ひどくなると食事もとれなくなります。

治療方法

抗真菌剤のうがいを行います。口の中の清潔を心がけることが重要です。

「日本福祉大学付属クリニックさくら」では、耳・鼻・のどに関する治療に加え、めまい、いびき・睡眠時の無呼吸等についても診療いたします。