騒音性難聴

耳の最深部は頭蓋骨内にかたつむり管があり、外から伝わってきた音を耳の神経を通じて脳に伝えています。空気の振動である音は、かたつむり管内の細胞(有毛細胞)に生えている細かい毛の振動に変換され、それが特殊な電気信号に再変換されます。工事現場や工場で大きめの騒音を長期間にわたり聴き続けることが原因で、有毛細胞の変性が起こます。通常両方の高い音域から聴こえが徐々に悪くなり、耳鳴りも伴うことも多くみられます。

治療方法

悪化してしまった難聴を改善させることはできません。今後さらに悪化することを防止するために、騒音化の作業では耳栓を装用することが大切です。

「日本福祉大学付属クリニックさくら」では、耳・鼻・のどに関する治療に加え、めまい、いびき・睡眠時の無呼吸等についても診療いたします。