加齢変化に伴う耳鳴り

ヒトの聴こえは20歳台でピークを示し、その後徐々に悪化していきます。50歳台から高い音が聴きづらくなってきます。これはかたつむり管の有毛細胞の変性や、耳の神経の細胞が萎縮することで生じるといわれています。聴力が落ちて信号入力がなくなった高さの音に生まれてからずっと反応してきた脳の部分、刺激を失うことで過敏な状態となって、異常な神経の興奮が起こり、耳鳴りとして認識されるようになるといわれています。

治療方法

耳鳴り自体を治療することは困難です。補聴器を使用して聞こえなくなった高さの音を補っていくことが耳鳴りの軽減に役立つことがあります。

「日本福祉大学付属クリニックさくら」では、耳・鼻・のどに関する治療に加え、めまい、いびき・睡眠時の無呼吸等についても診療いたします。