脳血管障害

小脳や脳幹は後頭部や頚くびの後ろに位置している脳のパーツでです。ここでは耳や目、手足や体から送られてきた位置や運動に関する情報を解析して、それに対する指令を送るセンターが存在します。この部位に出血や梗塞こうそくなどの脳血管障害が起こると、情報統括・命令系統の中枢機能がダウンして、激しいめまいが起こります。またそれ以外の場所で起こるクモ膜下出血という病気でもめまいが主症状となることがあります。めまいとともに、ものが二重に見えたり、ことばがはっきりしゃべられなくなったり、体の一部がしびれたりといった、脳の異常を示唆するような症状を伴っていることもあります。

治療方法

処置が遅れると命に係わる病気である可能性が考えられ、一刻も早く神経内科や脳神経外科で精査することが必要となります。