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お知らせ・トピックス

第15回知多半田駅前地域円卓会議が開催されました

2016年7月29日

 はんだまちづくりひろば主催の第15回「知多半田駅前地域円卓会議」が7月14日(木)にクラシティ半田の半田市市民交流センターで開催されました。今回は、「僕の、私の、仕事観」というテーマで、本学の卒業生でもある社会人3年目のはんだまちづくりひろばの長谷さんが初めてファシリテーターを務め、また、これまでは司会進行を長谷さんがやっていましたが、今回は、高校生の水野君が初司会を務めました。また、一重円卓参加者には、本学からバリアフリーデザイン専修の坂口大史助教と社会福祉学部2年の富永晃希さんが参加しました。

<一重円卓参加者>(敬称略)

はんだまちづくりひろば 長谷幸男(ファシリテーター)
愛知県立半田高等学校 川崎涼太
情報誌 EDIT知多半島 制作部長 田口裕美佳
日本福祉大学社会福祉学部2年 冨永晃希
日本福祉大学 助教 坂口大史

 仕事観として、情報誌EDIT知多半島のカメラマンをしている田口さんからは、大切な時間や大切な瞬間を残しておきたい、忘れたくない瞬間を残しておきたいという思いでカメラを始め、その人の思いを伝えたい、伝える方法があるのではないかと思って情報誌の制作に携わっている点を話されました。教員の坂口助教からは、学生時代に国の数では32か国、都市の数では200都市の建築、デザインを訪ねた経験を踏まえ、自分の目でしっかりとみて、感じる重要性とともに、既成概念にとらわれない子ども心をもっていたいことを語られました。
 また、高校生の川崎君からは、独立時計師として、すべての部品を自作してつくる腕時計職人としてやっていきたい夢が語られ、学生の冨永君からは、将来、社会福祉士として、困っている人を困っている状況をつくらないような取り組みを行っていきたい思いが語られました。

 グループワークでは、一重円卓参加者を中心にグループをつくり、若者からは「やりたい仕事」、大人からは「働く上で心がけていることや高校生の頃、やりたかったこと」が話し合われ、さらに、将来に向けて、若者からは「夢に向かって取り組みたい事」、大人からは「若者の時に取り組んでおくべき事」ということが話し合われました。

 若者からは、オープンキャンパスにおけるデザインの先生との出会いでやりたいことが見えてきたことや社会に出たばかりの社会人1年生からは、子どもの頃は嫌だったが、親父の仕事がかっこいいと感じて、今、親父と一緒に仕事をやっていることに誇りをもっている様子が話されました。 大人からは、「若い時にもっとこうしていた方が良かった」という声が多く挙がり、「もっといい人に出会った方がいい。もっといろいろな人と繋がっていたほうがいい」など大人から若者へのアドバイスが送られました。

 今回の円卓会議は、「僕の、私の、仕事観」というテーマで話し合われましたが、若者たちの思いを大人たちが温かく見守る感じが垣間見られました。若者を主体とする円卓会議の運営も定着してきており、今後、さらに「若者」を中心とした軸がどのように変わっていくのか、また、若者と地域のつながりが醸成できる場として、どのように進化していくのか、楽しみなところです。

 次回の地域円卓会議は9月8日(木)18時30分から開催されます。また、次回は、若者がまちづくりを議論し、市に提案するプロジェクト「はんだU22研究所」の活動報告会も兼ねており、どのような提案がなされ、円卓を囲んで議論がなされます。

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