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お知らせ・トピックス

第8回知多半田駅前地域円卓会議が開催されました

2015年6月3日

 はんだまちづくりひろば主催の第8回「知多半田駅前地域円卓会議」が5月14日(木)にクラシティ半田の半田市市民交流センターで開催されました。48名が参加し、「お助け隊ってなんだろう!」というテーマで、三重大学4年生の斉藤恵さんがファシリテーターを務めました。

 一重円卓には、亀崎町で「お助け隊」の活動を行っている亀崎思いやり応援隊(以下KOO)の方、南山大学の学生の方、不登校の子どもの学習支援を行うNPO法人の方、はんだまちづくりひろばの方、そして本学社会福祉学部の横山裕生さんが参加しました。

 今回は、一重円卓の外に座っている参加者の意見もファシリテーターに届きやすくするため、すべての参加者の方にホワイトボードが渡されました。一重円卓に座った人はすべての人の一重円卓ということもあってすこし緊張した雰囲気の中、KOOが「亀崎のまちにスーパーマーケットがなかったことから、お年寄りのために買い物を応援することから始まった」ことや、「1件の相談に対して500円頂いている」こと、「KOOの活動から他の地域でもお助け隊の活動が始まった」ことなどを知りました。

 ファシリテーターの「身近なことの中で困ったことは?」という問いかけでは、まわりの高校生から「どうしても部活の顧問と合わなくて悩んでいる」という意見が挙がりましたが、参加者の中から「地域の人で野球を教えたい高齢者もいる」「誰かの役に立てることが高齢者にとって生きがいだったりする」ということの事例が挙げられ、「高齢者を弱者と決めつけないことが大切だ」と語られました。

<一重円卓参加者>(敬称略)

三重大学 斉藤 恵(ファシリテーター)
亀崎思いやり応援隊 吉澤章宣
日本福祉大学 社会福祉学部 社会福祉学科2年 横山裕生
南山大学 森公美子
NPO法人子どもたちの生きる力をのばすネットワーク 大橋健志朗
はんだまちづくりひろば 間瀬恒幸

 また「KOOの活動は助けることだけではなく、依頼者の人とたくさん会話をすることでお互いを知り合う。そんなことが楽しくて活動をしているのではないか」「お互い関心をもってコミュニケーションがとれる地域がいい」という意見も挙がりました。

 最後にファシリテーターから「今日の円卓会議で心に残ったこと、感じたことをホワイトボードに書いてください」と言われると、「出会いをもっと大切にしたい」「出会いの場所が必要だと思った」という意見が数多く挙げられました。

 今回の円卓会議は、「お助け隊の活動を知る」というところから始まり、「身近な悩み」や「様々な助け合いの形」などについて熱く語られました。最期にファシリテーターから「今回お助け隊の活動について知ることがきっかけで、助けあうことについて考える機会ができればいい」と語られたように、参加者ひとりひとりが助けあうことについて深く考えるきっかけになりました。この機会が参加者のこれからにどのように活かされていくのか楽しみです。

 今回ファシリテーターを務めていただいた斉藤恵さんが引き続き次回の地域円卓会議のファシリテーターに立候補してくれました。次回は、7月9日(木)18時30分から開催されます。

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