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お知らせ・トピックス

第7回知多半田駅前地域円卓会議が開催されました

2015年3月27日

 はんだまちづくりひろば主催の第7回「知多半田駅前地域円卓会議」が3月12日(木)にクラシティ半田の市民交流センターで開催されました。これまでの円卓会議の中で最多の78名が参加し、「いろいろなひと 集めました!!」というテーマで、本学子ども発達学部4年生の山本奈央さんがファシリテーターを務めました。

 一重円卓には、野球部のキャプテンをしている高校生からまちおこし活動を実践している団体の方、生後7ヶ月の赤ちゃんを抱っこしたお母さん、NPO法人で理事も務めている福祉施設の男性職員など、一見共通点があるようでないようないろいろな人が席に着きました。そのような中、初めてファシリテーターを務めた山本さんが、「半田のいいところ」「子育てで助けられたこと」など、高校生や子育て中のパパ・ママなど一人ひとりの思いを丁寧に引き出しながら、まったりした和やかな雰囲気のもとに進められました。

 半田のいいところとして、「いろいろ遊ぶところが揃っている」「おしゃれなカフェや雑貨のお店が多い」など施設面の充実が挙がるとともに、「おせっかいなおじちゃんおばちゃんがいる」「NPOがたくさんある」など人とのつながりの面も挙がりました。さらに、子育てで助けられた点としては、「他所から半田に移り住んだ不安の中で、地域のつながりに助けられた」とか、子育て中のパパからの「NPOの活動を通してママ友がたくさんできた」といった声が挙がりました。

<一重円卓参加者>(敬称略)

日本福祉大学子ども発達学部4年 山本 奈央(ファシリテーター)
特別養護老人ホーム瑞光の里 職員 岡崎 将司
半田市在住の方 江上 愛
株式会社はんだ賑わいビル開発 役員w 山本 敏弘
Yes , We Do!! 鈴木 雅貴
愛知県立半田商業高等学校 河原 真美
愛知県立半田商業高等学校 榊原 陽祐

 おせっかいなおじちゃんおばちゃんがいる」という点では、地域のちょっとした困りごとを地域の人で助け合う半田市内のボランティアグループ「お助け隊」の取組が会場から紹介されました。「お助け隊」メンバーはみんな高齢なので、若い人の力を借りたいという声も同時に挙がったところが、高校生からは具体的に、「頼まれれば、是非やりたい」とか「3年生になって部活を引退した子とか、就職が決まった子たちは力があり余っているので、協力できる」など意気込みが熱く語られました。

 また、子育てという点では、子育て支援センター「はんだっこ」にお子さんを預けるお母さんたちは、子育て情報だけでなく、もっと自分たちが輝けるいろいろな情報を集めたいと思っており、そのお母さんたちのパワーを活かしてはどうか、クラシティ半田を「子育て支援ビル」にしたらどうかなどの意見が挙がりました。

 今回の円卓会議は、これまでとは異なり具体的なテーマを定めずに、抽象的ともいえる「いろいろな人 集めました!!」というテーマで話し合いました。最後にファシリテーターから「集ってみないとわからないことがたくさんある」と語られたように、今回の円卓会議を通して、いろいろなつながり、提案が生まれました。これからさらにどのように発展し、具体的な形なっていくのか楽しみです。次回は、5月14日(木)18時30分から開催されます。

CACかわら番
「知多半田駅前地域円卓会議」

(2015年3月13日放送)

※株式会社CACの許諾を受けて公開しています。

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