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第6回知多半田駅前地域円卓会議が開催されました

2015年1月19日

　はんだまちづくりひろば主催の第6回「知多半田駅前地域円卓会議」が1月8日（木）にクラシティ半田の半田市市民交流センターで開催されました。今回は、「高校生たちが活動や夢を語る」というテーマで、これまで2回にわたりファシリテーターを務めた学生が卒業を控えていることもあり、初代ファシリテーターの野尻先生（本学教員）が再登壇し、若者たちの思いを引き出しました。

　一重円卓には、半田工業高校、半田商業高校、半田東高校の高校生たちはじめ、地域で活動をしている大学生、クラシティ半田の関係者などが着き、それを取り囲むように地域の方々など総勢50名を超える参加者が着席しました。これまでの円卓会議を通して、大学生たちの語った夢が昨年12月のイベントを通して実現し、今度は高校生たちに夢を語ってもらい、その夢を大学生はじめ地域の方々が協力して一緒になって実現していこうと熱く議論が交わされました。

　だし丸くんの着ぐるみボランティアに参加しているアナウンサー志望の高校生からは「人の役に立つのが好き」という言葉とともに、もっと様々なボランティアを半田でやっていきたいという意気込みが語られました。また、知多半田駅前の恐竜のイルミネーションを製作した半田工業高校の生徒からは、来年度、半田市での開催が計画されている専門高校生の祭典「あいちさんフェスタ」を実現したいという思いが語られました。

　上記の「あいちさんフェスタ」について、半田工業高校の教員から補足で、来年度開催したいけど、現在お金がなく、開催場所・時期の目途が立っていない状況も率直に語られました。それに対し、商店街の店主から、商店街の中には空き地がたくさんあるので、そこにテントを張って開催してはどうかとか、クラシティ半田のビル関係者からは、開催時期・規模にもよるが一緒になって考えていきたいという前向きな発言がいくつも出ました。ファシリテーターの野尻先生から、例えお金がなくても、人がつながり、そのつながりが会場のアイデアを生み、実現に向けて動き出していく醍醐味が語られました。

　また、中学生の学習支援活動をしている大学生からは、商業高校、農業高校、工業高校に行きたい中学生は多く、「あいちさんフェスタ」の中で、中学生の進路選択につながるような場面があれば、是非参画したいという力強い言葉も出ました。
　今回の円卓会議は、高校生たちに夢や思いを語ってもらい、その夢に関わってくれる大学生や大人たちがこんなにたくさんいることが見えてきました。来年度の「あいちさんフェスタ」に向けて、どのような人たちが関わり、どのように実現していくのか楽しみになってきました。

　最後に、今回、再登壇いただきましたファシリテーターの野尻先生から“次回、ファシリテーターをやりたい人”と呼びかけがあり、日本福祉大学子ども発達学部4年で本学災害ボランティアセンター副センター長の山本奈央さんが手を挙げました。山本さんからは、高校生と地域の方と共に素敵な時間がつくれるよう頑張りたいという抱負が語られました。次回は、3月12日（木）18時30分から開催されます。