2014年11月25日
はんだまちづくりひろば主催の第5回「知多半田駅前地域円卓会議」が11月13日(木)にクラシティ半田の半田市市民交流センターで開催されました。今回は、「“楽しい”をつなげる場づくり、魅力的な場づくり」というテーマで、ファシリテーターは前回に引き続き、本学4年生の橋口大知さんが務めました。
一重円卓にクラシティ半田の関係者や本学学生、付属高校生などが着き、それを取り囲むように地域の方や高校生、大学生など総勢40名を超える参加者が着席しました。昨年12月から始まった円卓会議もまもなく1年を迎え、今回は、これまでの経過も踏まえて、さらに楽しく魅力的な円卓会議にするためには何をすべきかなど皆で語り合いました。
また、今回は、これまでの円卓会議から広がった取組の報告なども壁面に展示しました。本学付属高校生が円卓会議を通してつながった半田ひまわりの会に参加し、ひまわり祭の取り組みをまとめた文化祭の展示をはじめ、円卓会議の場で音楽イベントをやりたいという本学学生の一言から、実現に向けて周りの大人たちも巻き込んで動いているイベント(12月6日、7日クラシティ半田とその周辺を会場に開催)のPRが展示され、円卓会議が地域のいろいろな動きにつながっていることが示されました。
<一重円卓参加者>(敬称略)
特定非営利活動法人 りんりん | 下村 裕子 |
株式会社はんだ賑わいビル開発 役員 | 山本 敏弘 |
NPO法人エンド・ゴール | 青木 佑磨 |
日本福祉大学付属高等学校 生徒会副会長 | 笹田 優海 |
日本福祉大学付属高等学校 前期生徒会 | 佐藤 倫 |
日本福祉大学 地域研究プロジェクト はんだプロジェクト | 庄司 拓真 |
日本福祉大学 地域研究プロジェクト はんだプロジェクト | 関 友紀 |
日本福祉大学 学習支援団体 アンビシャスネットワーク | 橋口 大知 |
これまで参加した方からは「ここに来て、自分の意見が言えた」「夢が語る場所があるのがいい」「円卓会議がきっかけでつながった」など「つながり」を強く感じている言葉が多く聞かれ、さらにファシリテーターから「円卓会議を通して、夢をみるきっかけにして欲しい」というコメントもありました。
さらに魅力的な場づくりに向けて、伝言板のようなものを創れるとよいというアイデアが出て、具体的に掲示板に書き込んだり、投書箱に入れたり、フェイスブックを利用したりなどが挙がりました。意見の集め方も一つではなく、多様性をもって取り組んでいく方向性で、まず、クラシティ半田3階のエレベーター前に書き込みできる掲示板(模造紙を貼って)を設ける流れになりました。
最後に、卒業を控えているファシリテーターの橋口さんから、これから社会に出ていく意気込みとともに、次のファシリテーターをやりたい人への呼びかけがありました。そうしたところ、初代ファシリテーターの本学教員の野尻先生から手が挙がり、次回は、野尻先生をファシリテーターに迎え、学生や若者の良さを引き出していく流れとなりました。次回は、来年1月8日(木)18時30分から開催されます。