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お知らせ・トピックス

東浦町民生委員児童委員協議会の研修が開催されました

2014年7月16日

 7月11日(金)、本学 社会福祉学部の原田正樹教授を講師に、本学にて東浦町民生委員児童委員協議会の研修が開催されました。
 今回の研修は、民生委員、児童委員の資質向上と地域に密着した福祉活動の実践をめざす学習活動の一環で行われ、委員約60名に東浦町職員の方も参加し、民生委員の役割と地域福祉の推進について熱心に聞かれていました。

 原田教授は、民生委員は日本独自の制度で100年近い歴史があること、地域福祉の基盤を担ってきた大切な役割であることを確認しました。その上で、民生委員の活動原則などにふれながら、活動の継続性が大切であること、民生委員に付与された意見具申の意味について説明されました。また社会福祉法の第4条について丁寧に解説され、社会的包摂や完全参加という理念を、東浦町でどう実現していくか、そのために地域福祉計画の策定が始まっていることを話されました。2025年に向けて何が問題なのか、社会的孤立や若者支援の必要など、これからの地域福祉の課題についても整理されました。これからは地域ぐるみで介護予防をしていく上で、心理学者の多湖輝先生の著書から引用して、これからの高齢者に必要な「きょういく(=今日行く所がある)」と「きょうよう(=今日予定がある)」の話では、笑いが起こる場面もありました。(『100歳になっても脳を元気に動かす習慣術』)

 参加した委員の皆さんには、今回の研修を基に、それぞれの地区の現状に合わせた地域福祉の推進策を検討する機会やきっかけになったのではないでしょうか。

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