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お知らせ・トピックス

第3回東海市地域円卓会議が開催されました

2014年6月19日

 6月13日(金)、東海市市民活動センターにて第3回東海市地域円卓会議が開催されました。
 本学の地域連携プラットフォームの一環として昨年度から開催しており、昨年度は2回にわたって、東海市の課題を抽出するとともに、「ティーンエイジャー世代」「ワーキング世代」「シニア世代」の視点から東海市の地域資源の掘り起こしを行いました。
 昨年度の地域課題の共有を踏まえて、今年度はもう一歩踏み出す形で、地域の価値創造に向けて話し合われました。今回もこれまで同様、行政・企業・大学・NPO等の方々、総勢14人が集まりました。

 昨年度の話し合いを踏まえた大切にしたいキーワードとして、主体者としての「若者」、場としては街の顔となる「太田川駅周辺」、動きとしては活気のある「にぎわい」を掲げました。3つのキーワードをベースに、3つのグループに分かれて、東海市としてどのように地域の価値創造に向けて取り組んでいくべきかをワールドカフェ形式で話し合いました。

 6,7人ずつ3グループに分かれて、1回あたり20分程度話し合い、その後、メンバーの組み合わせを変えながら3回にわたってこれを繰り返すことで、ほぼ全員が顔を合わす形になりました。本物のカフェのようにリラックスした雰囲気の中で、隣のグループが盛り上がり、自分のグループの声が聞こえづらくなるほどたいへん盛況に行われました。組み合わせを変えながら話し合うことで参加者の一体感が生まれ、話し合い後の3グループからの発表でも、不思議と太田川駅前広場の活用という視点で共通項が多くみられました。

 千人集まるような大きな催しより、数十人でも手作り感のある催しを日常的にやっていきたいという声が多く挙がりました。具体的に、日常的に駅前広場を集える空間にしていこうと「将棋をやろう!」「自転車に初めて乗る練習の場にしよう!」「ラジコンを走らせよう!」「3on3バスケをやろう!」などざっくばらんにユニークな活用の仕方が挙げられました。

 今回いろいろなアイデアが出たので、実際9月頃に実証実験的に、高校生・大学生など若者に駅前広場を自由に使ってもらい、その後、使ってみての感想など振り返りの話し合いの場を設けようという流れになりました。さらに、これまでは固定の構成員による地域円卓会議でしたが、次回からは、誰でも気軽に参加できる形態に変えて、駅前広場の活用などのテーマを決めて開催していくことになりました。
 駅前広場の実証実験もあり、次回の地域円卓会議は大きく趣が変わっていきますので、これからの展開も楽しみです。

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