2013年12月11日
12月6日(金)、はんだまちづくりひろば*の呼び掛けにより本学も連携し、クラシティ半田の半田市市民交流センターにて「知多半田駅前地域円卓会議」が開催されました。
*はんだまちづくりひろばとは・・・
半田市市民交流センターに居を構える、半田市社会福祉協議会ボランティアセンターと半田市市民活動支援センターの2つの窓口を統合したボランティア活動や市民活動の総合窓口です。
まずは、地域円卓会議とはどのようなものなのか、参加者にイメージを掴んでもらうため、どの地域においても課題となる「防災・減災」がテーマに選ばれました。
会議は、中心の円卓にクラシティ半田および名鉄知多半田駅前の活性化に取り組む7名の皆さんが着席し、それを取り囲むように参加者が放射線状に座る二重円卓の形式で行われました。行政、企業、NPOに本学学生・教職員など、総勢43名が参加し大変盛況に行われました。
<一重円卓参加者>(敬称略)
特定非営利活動法人 エンドゴール 理事長 | 大久保 智規 |
株式会社はんだ賑わいビル開発 役員 | 山本 敏弘 |
株式会社はんだ賑わいビル開発 | 榊原 昌太朗 |
一般団体 “Yes, we do” | 鈴木 雅貴 |
商店街元理事長 | 野々村 照義 |
はんだまちづくりひろば | 飯盛 満 |
日本福祉大学 | 野尻 紀恵 |
本学の野尻紀恵 災害ボランティアセンター長(社会福祉学部准教授)が話題提供とファシリテーションを担当し、まず阪神・淡路大震災および東日本大震災での被災地支援活動の事例を紹介しました。一重円卓参加者からは、災害時の地域の人と人との繋がりについて、普段から顔馴染みになることで助け合いの仲間となりえることや、自分の想いを打ち明けることにより周囲の人に助けられた経験など、それぞれの立場から経験を交えた意見が語られました。
周囲を取り囲む参加者からも積極的な発言が飛び交い、まちづくり、駅前の活性化、若者の人材育成など参加された皆さんの想いが伝わってきました。始めは遠慮がちな意見もありましたが、積極的な意見が次々と出たことで、会議の終盤では参加者の気持ちや場の雰囲気が前向きに変わったように感じました。
この前向きな雰囲気が継続するよう、今後も定期的に開催される予定となりました。
本学も地域と大学の対話の場である「地域連携プラットフォーム」の一環をなす取組として、今後も参画して参ります。