日本福祉大学

日本福祉大学 学園創立70周年記念サイト

同窓会と大学との共同企画
活動報告「長野県」

長野県伊那市で地域の方や同窓生の皆さんと交流しました

日時 2025年10月4日(土)
場所 伊那市生涯学習センター(いなっせ 5F)(伊那市)
催事

第1部 講演会&シンポジウム

基調講演
研修演題: 人が集まる地域とは? ~伊那市を元気にするためのヒントを皆で考えよう~
講師: 宮國 康弘先生(社会福祉学部 講師)
事例・実践報告
朴 南淳 氏(伊那市地域おこし協力隊 つながり人口クリエイター)
平賀 研也 氏(伊那市官民共創の新しいまちづくり協議会 ディレクター)
平澤 正貴 氏(NPO 法人 伊那まち BASE 副理事長)
17 とりどり祭 高校生実行委員の皆さん
市川 希 氏・橋本 明 氏・川上 七海 氏(日本福祉大学 社会福祉学科 学生)
岡村 武登 氏・田中 拓朗 氏・齋藤 僚太 氏(日本福祉大学 建築バリアフリー専修 学生)

第2部 講演者、事例・実践報告者によるパネルディスカッション

総合司会・コーディネーター: 坂口 大史 (日本福祉大学 工学部 准教授)
社会福祉学部学生3名、健康科学部(福祉工学科)学生3名
講演会出席者70名(同窓生含む)

参加学生報告・感想

  • 人が集まる地域づくりについて、さまざまな実践報告を通じて学ぶことができました。 伊那市では、自分の地域に真剣に向き合う姿勢が印象的で、学生の視点から街の未来を考えようとする姿勢がパネルディスカッションからも伝わってきました。 地域福祉の観点から捉えていた地域づくりですが、工学部建築学専修の学生の発表を通じて、建物の存在や在り方からも人のつながりや価値が生まれることに気づきました。 今後は、さまざまな視点を持つ人々と意見を交わしながら、多角的に地域づくりを進めていくことの重要性を感じました。
  • 辰野町の活動について紹介した際、多くの方が関心を寄せてくださり、質問や話題として取り上げていただきました。地域の取り組みを伝えることができ、大変嬉しく思いました。 また、伊那市での活動を知ることで、人が集まる仕組みづくりの幅広さとその難しさを学ぶことができました。地域づくりの可能性と課題について、改めて考える貴重な機会となりました。
  • 今回のセミナーでは、伊那市を元気にするための多くのヒントを得ることができました。 特に辰野町の話の中で出てきた「帰りたくなる場所」「連絡せずとも会える場所」という言葉が印象に残り、県外に出ても帰りたくなる環境づくりが地域活性化の鍵になると感じました。 伊那市内でも居場所づくりや人とのつながりを生む活動が多く、福祉の分野でも活かせる要素が豊富にあると実感しました。 宮國先生の「巻き込まれ力」という言葉も心に残り、地域を巻き込み、巻き込まれることで得られるつながりの大切さを学びました。 普段は接する機会の少ない方々と同じ話題で意見交換ができたことに感謝し、それぞれの考えが伊那市の未来を照らすヒントになると感じました。
  • 今回の交流を通じて、自分たちの地域活動やプロジェクトを客観的に捉える良い機会となりました。 伊那市でのまちおこしの取り組みや、子ども向けのワークショップなど、学びの多い内容に触れることができました。 他地域の実践を知ることで、自分たちの活動を見直すきっかけとなり、今後の取り組みに活かしていきたいと思います。
  • 今回初めて伊那市を訪れ、亀崎での活動を発表するとともに、伊那市の方々の取り組みも伺うことができました。 特に印象に残っているのは、朴 南淳さんの発表で紹介された「頑張らなくてもいい町」という言葉です。 これは、まちおこしを怠るという意味ではなく、日常生活そのものを無理なく過ごせる街づくりを目指すという考え方であり、深く共感しました。 発表後の会食では、皆さんが非常にフレンドリーに接してくださり、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
  • 亀崎地区との坂口ゼミでの関わりについて発表しました。 現状ではあまり活動に参加できていないのですが、今回の経験を通じて、今後は積極的に参加していきたいという思いが強まりました。 地域との関わりを深めることで、自分自身の学びや成長にもつながると感じています。
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