日本福祉大学

日本福祉大学 学園創立70周年記念サイト

同窓会と大学との共同企画
活動報告「広島県」

広島県地域同窓会の皆さんと交流しました

日時 2025年10月11日(土)
場所 RCC文化センター(広島市)
催事

第1部 日本福祉大学セミナー

講演会: 教育におけるインクルージョンとはどういうことなのか
 ~同じ教室で学ぶとインクルーシブで、別の教室で学ぶとインクルーシブじゃない?~
講師: 藤井 啓之先生(日本福祉大学 教育・心理学部 教授)
大学近況報告

第2部 在学生と地域同窓会の交流会(同窓生:15名程度、学生:教育・心理学部4年生2名)

参加学生報告・感想

  • 同窓生の方々との交流は、とても貴重な体験となりました。広島には1000人近くの同窓生がいるという紹介を受け、私の所属する学科には広島出身の方がいないため、遠方から日本福祉大学を選ばれた方がこんなにも多くいらっしゃることに驚きました。当時の大学の様子や学生時代の話を伺う機会はこれまでなかったので、とても良い経験となりました。また、広島の地域について多くのことを知ることができたのも印象的でした。愛知県にいると、どうしても地元の話題が中心になりますが、他県や異なる世代の方々と関わることで新たな視点や知識を得ることができ、楽しく有意義な時間となりました。今回の卒業研究紹介では、一般の方にも分かりやすく説明することを意識したことで、自分の考えを整理する良い機会となりました。 いただいたご意見を今後の研究に活かしていきたいと思います。
  • 現段階の卒業論文の進捗を発表し、同窓会の方々と卒論や福祉、学生時代の思い出などについてお話しすることができました。自分の世代以外の方とじっくり話す機会はこれまでなかったため、さまざまな世代の視点に触れることができ、とても貴重な経験となりました。中でも印象に残っているのは、「今の学生は、障害をもつ兄弟がいるから特別支援教育の免許を取得しようとしている」というお話です。 確かに、身近に障害のある方がいなければ、関心を持つきっかけは少ないのかもしれません。私自身も大学に入って初めて障害について考えるようになりましたが、今では障害の有無にかかわらず、誰もが過ごしやすい社会を実現するためには、教育の場での学びの機会をもっと増やすことが大切だと感じています。今回の交流を通じて、福祉と教育のつながりについて改めて考えるきっかけを得ることができました。
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