日本福祉大学

日本福祉大学 学園創立70周年記念サイト

同窓会と大学との共同企画
活動報告「岐阜県」

岐阜県地域同窓会の皆さんと交流しました

日時 2025年10月11日(土)
場所 各務原市立中央図書館 4階 多目的ホール
催事

記念講演会

演題: 岐阜県で地域共生社会を実現する!~誰もが暮らしやすい地域をめざして~
講師: 小松 理佐子 先生(日本福祉大学副学長・教授)

パネルディスカッション・実践発表

テーマ: 地域共生社会の実現に向けて誰が、何をする!?
コーディネーター: 兼松 博之 氏(中部学院大学講師)
パネラー: 長縄 良樹 氏(社会福祉法人 日本児童育成園 理事長)
藤垣 直也 氏(社会福祉法人 コスモス福祉会ほづみホーム 管理者)
大橋 奈麻輝 氏(社会福祉協議会 事務局長、岐阜県社会福祉協議会 常務理事・事務局長会議幹事長、全国地域福祉推進委員会常任委員)
コーディネーター: 兼松 博之 氏(中部学院大学講師)
※小松ゼミの学生から、”大学生が考える地域共生社会”と題した発表も実施。

親睦会(同窓生:30名程度、学生:社会福祉学部2年生2名)

参加学生報告・感想

  • 今回の周年事業では、地域共生社会をテーマとしたセミナーに参加し、「子ども」「障害」「高齢」などの縦割りの福祉から、分野を越えた支え合いを目指す政策の重要性を学びました。 利用者を「できない人」と捉えるのではなく、AI・ロボット・農業などと連携しながら、生産者として地域の担い手となるという発想の転換が求められていることに、強く共感しました。 また、障害児と健常児を分ける支援の現状が偏見を生む可能性があること、そして合同で過ごす時間が増えることで、自然な助け合いや価値観の変化が生まれる可能性が語られ、深く考えさせられました。 障害当事者から「共生はまだ実現できていない」という声があがったことも印象的で、福祉を学ばない人々にどう伝えていくかが今後の課題だと感じました。 「支え手は“私たち”である」という言葉が心に強く残り、今後の行動の指針として大切にしていきたいと思います。
  • 岐阜県同窓会セミナーに参加し、小松副学長の講演を通じて、地域を明るく元気にするためには「発想の転換」が重要であり、それが地域共生社会の実現にもつながることを学びました。 パネルディスカッションでは、現場で実践されている三名の方々から地域の現状や課題についてお話を伺い、自分の中にあったイメージとのギャップを実感する機会となりました。 また、私たち小松ゼミ生による発表では、学生生活やアルバイトの経験をもとに、「子ども期から障害の有無に関わらず、誰もがつながり関われる居場所の必要性」を提案させていただきました。予想以上に現地の方々から好意的な反応をいただき、温かいお言葉をかけていただいたことに深く感謝しています。 今後は、地域の課題に対して、大学生ならではの視点を活かし、観察力を磨きながら、必要に応じて行動を起こせるよう日々努力してまいります。
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