日本福祉大学

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同窓会と大学との共同企画
活動報告「千葉県」

千葉県地域同窓会の皆さんと交流しました

日時 :  2025年5月11日(日)
場所 :  千葉県社会福祉センター
催事

第1部 文化講演会「子どもの貧困-輝く未来に向けて私たちにできること-」

講師: 中村強士先生(日本福祉大学 社会福祉学部准教授)

第2部 千葉県地域同窓会総会

第3部 懇親会

(同窓生50名程度、学生:社会福祉学部4年生3名)

学生・同窓生の交流内容

  • ゼミの活動や昨年実施した居場所企画について、大先輩の前で発表する機会をいただき、とても貴重な経験になりました。また、実際に福祉の現場で働いている同窓生の方々のお話を聞き、これまで深く考えたことのなかった障害のある方やその家族と、貧困との関係について学ぶことができました。福祉の現場が抱える課題を知り、改めて福祉の仕事の重要性を実感しました。私も就職活動を通して、自分の目指す進路をしっかり定め、11日に参加されていた先輩方のように、福祉のプロとして活躍できるよう努力していきたいと考えています。将来は、誰かの力になれる福祉職に就くことが目標です。
  • 同窓会の皆さんとの交流の場には初めて参加するため、はじめどのようなものか不安でしたが、千葉県地域同窓会に参加されている方は、日本福祉大学の通信教育部出身の方がとても多く参加されていることがわかりました。また、社会人として活動する中で、ここ5年くらいの間に卒業した方もおられ、社会に出ても福祉を学ぶために大学に入学するという決断をされたことにとても感銘を受けました。今回の周年事業に参加したことで自分が働くようになった時に活かしていきたいです。"
  • 中村強士先生主導のもと、放課後等デイサービスで働く方と母子父子自立支援員の方と「こどもの貧困に対して、今自分にできること」をテーマにトークセッションを行わせていただきました。私たち学生は、ゼミを通して行った居場所づくりについて話しました。
    質疑応答で同窓生の方から、貧困のグレーゾーンにある世帯は、支援に繋がりにくい、自ら繋がろうとすることは少ないという発言をいただきました。この発言から、改めて支援者が受け身の姿勢で支援を行うのではなく、地域に出向き、繋がろうとする前向きな姿勢がこどもの貧困の重大化に歯止めをかけるために必要なのだと再確認することができました。
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