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第40回ざっくばらんなカフェ
「とにかく明るい生徒会 安心してください!」が開催されました

 人口約46,700人の高浜市で唯一の高校、愛知県立高浜高等学校には普通科と福祉科があり、700人近い生徒が学んでいます。「タカコウ」の愛称で親しまれています。
 2015年の冬、12月23日の天皇誕生日に開催された「第40回たかはま ざっくばらんなカフェ」(企画:日本福祉大学高浜市まちづくり研究センター)は、高浜高校生徒会執行部6人の生徒がプレゼンターを務めました。それぞれが「将来」について語るカフェになりました。
 前半は、プレゼンター6名がそれぞれの「将来」について語りました。
 生徒会長の杉浦公美さんは、9人家族(三つ子)で下に2人妹がいる環境で育った。将来は進学して就職してお金を貯めて、家族全員で旅行したいと話し、家族思いのほほえましい一面を見ることが出来ました。
 会計の中島笙太さんは、実習現場でのリハビリの手伝いの経験をして「人が出来るようになる」のを見てそれを活かしたいと思い、福祉科のある高校を進学した。日本福祉大学に進学して5年後に作業療法士として、一人でも多くの人のリバビリテーションに関わり、頼られる存在になりたい、施設に勤めたいと具体的な話が頼もしく感じられました。

 書記の小高静夏さんは、トヨタ系の企業に勤めたい。AKB48が好きなので全劇場に行きたい(SKEにまず行きたい)。カルフォルニアのディズニーに行きたいが、まず日本一周をしたい(家族で行くのでもいいから)と女子高校生らしい将来像を語ってくれました。

 書記の加藤達洋さんは、介護が必要な人でも楽しめるホテル・施設を作りたい。大分県の別府の温泉街みたいな雰囲気で、食事は和食、和室で、布団で寝て、東横インのようなチェーンや東京ディズニーランドのオフィシャルホテルのような宿泊施設、叙々苑のような施設を作れたらと思っているので、小さなところから頑張りたいと熱く語りました。勤めてみたいというのでなく作ってみたいというのがすごいなと感心させられました。

 会計の四本真尋さんは、高校入学前に母が勧めてくれた医療系の仕事、放射線技師になりたい。海外で医療系の仕事に関われるようになりたいと発表。常に外に目を向けてアンテナを張っていることがすばらしいなと感じました。

 副会長の鈴木祐希さんは、ちょっとした人生設計を考えていて、給料があって安定した会社(企業)に入社し、美味しい物を食べて、30歳までに結婚したい。他人に迷惑をかけないようにして、自分のしたいこと(ゲーム・読書・食べること)やいろんなスポーツをしていきたいと現代っ子らしい内容に会場の雰囲気が和みました。

 プレゼンターのプレゼン内容は、高浜市まちづくり研究センター副センター長の吉村輝彦さんにより記録されていきました。吉村さんは高浜高校という場が「学校行事(ボランティア活動)に積極的で輝ける場所があるところ」と第1部を締めくくり、後半のカフェタイムへとつなげました。

高浜高校生徒会プレゼンター6名

高浜高校について話す杉浦生徒会長

進行役の吉村輝彦副センター長

プレゼンの内容が記録された模造紙

会場の様子

 後半のカフェタイムでは、参加者が5つのテーブルに分かれました。それぞれのテーブルに高校生が入り、普段なかなか話をする機会のない高校生と大人たちとがざっくばらんに語り合いました。

当日のお菓子(豆腐ドーナツ) 

生徒会担当の石川先生

 今回のカフェは、高校生プレゼンターが自ら会場の飾り付けをして、お菓子はプレゼンターが選んだ「豆腐ドーナツ」を用意しました。

 高校生の将来の話に対して、大人からは自分自身の体験を基にしたアドバイス、高校生の素直な気持ちに大人の方が思わず応援したくなったと双方が刺激を受けるカフェとなりました。
 高校生たちは今回のざっくばらんなカフェを通じて、打合せの方法や大人と話す機会を自然に持つことが出来たこと、3分から5分間話をするためのプレゼンター原稿を作成することで「自分の将来像が明確になった」、「人前で話す良い経験が出来た」、との感想も聞くことが出来ました。今後も、このような機会を作って行きたいと思う、実りの多い、有意義なざっくばらんなカフェとなりました。

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