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ふるさとの懐かしい話が、色鮮やかに花咲きました
―「第13回たかはま ざっくばらんなカフェ」を開催しました

「思い出たかはま ―ふるさとの風景・昔のくらし―」をテーマに、10月10日(水)に開催した第13回ざっくばらんなカフェ。今回はプレゼンターの話題提供はなく、テーマに沿って参加者同士が語り合う、これまでとは異なる形で開かれました。
進行役は、健康科学部リハビリテーション学科の来島修志先生。来島先生の研究テーマでもある「回想法」が取り入れられ、ふるさとのこと、子どもの頃の家の周りの様子などをテーマに、参加者同士が6人のグループになって昔話に花を咲かせました。
「回想法」とは、誰もが持っている昔の記憶をお互いに話すことで交流し、それを楽しみや健康につなげていく、というコミュニケーションのきっかけ作りの一つです。回想法によって思い出された鮮やかな記憶は、周りの人たちにも共有され、さらなる記憶に拡がっていきます。新たな話題が次々と生まれ、話は盛り上がりを見せました。
なかでも盛り上がったのは、昔の遊びについて。60年以上前に遊んでいたメンコやおはじき、ザリガニ採りのことを、目を輝かせていきいきと話される高齢者に対し、日本福祉大学の学生を含む若い世代は、驚きの声を上げたり動きの真似をしたり…。世代を越えて話題は尽きず、時間が足りないくらいでした。

思い出話に花を咲かせる参加者のみなさん
カフェでは、懐かしいポン菓子とげんこつ飴も出されました

進行役の来島修志先生

カフェの最後には、地域で古い写真を集めている高浜市民とかわら美術館の学芸員から、それぞれ懐かしい風景の写真が提示されました。まだ橋が掛かっていない頃の衣浦湾で潮干狩りをしている姿や、昭和30年代に衣浦大橋が完成した当時の写真を見て、現在とはまったく異なる過去の光景に会場がどよめきました。また、参加者の中から「ここに写っている子どもは自分だ」と名乗り出る方が現れ、当時の詳細な様子が語られると、会場はさらに盛り上がりを見せました。
他の参加者の思い出話なのに、なぜか誰もが色鮮やかに当時の光景を想い浮かべることができ、楽しい記憶を共有したカフェの時間になりました。

多くの方が、自分の思い出を披露し、会場は盛り上がりを見せました

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