第15回日本福祉大学ケアマネジメント研究セミナー
“家族”支援を考える

 地域共生社会の実現に向けては、子ども、障害者、高齢者という個々の利用者への支援だけでなく、そうした利用者が共に生活している家族員を含めた「家族支援」が求められています。80・50への対応、家族介護者支援、被虐待者の養護者への対応は、こうした家族支援の一例です。
 ケアマネジャーを含めて相談支援を担う専門職は、制度的に縦割りになっており、得てして個々の利用者のみの支援の目が向きがちですが、今回の研究セミナーでは、利用者を含めた「‟家族”支援」について深めることで、日々の実践に活かしていくことを考えていきます。

日時
2019年
1221日(土)
13:00~17:00
1222日(日)
9:30~16:30
会場
日本福祉大学
名古屋キャンパス北館
主催
日本福祉大学福祉社会開発研究所
後援
日本福祉大学同窓会、一般社団法人日本認知症ケア学会

★本セミナーは「認定ケアマネージャー資格更新」に必要な実績として、一般社団法人日本ケアマネジメント学会が承認する研修です。
認定ケアマネジャー資格更新時に、研修ポイント5点がつきます。
詳細は、一般社団法人日本ケアマネジメント学会にお尋ねください。

★愛知県主任介護支援専門員更新研修の研修要件に該当します。
詳細は、公益財団法人愛知県シルバーサービス振興会にお尋ねください。

★認知症ケア専門士単位を認定する:3単位 詳細は、日本認知症ケア学会にお尋ねください。

2019年12月21日(土)
13:00~17:00(12:30受付開始)
講演・シンポジウム/北館8階

講演

家族支援の方法と課題

 ソーシャルワークの観点から、家族支援の必要性や家族支援の方法について学びます。同時に、家族支援での支援者側の課題や制度的課題についても考えます。

  和気 純子 首都大学東京 人文社会学部教授

シンポジウム

多領域から家族支援を考える

 高齢者領域や生活困窮者や生活保護世帯での家族支援について学ぶだけでなく、これらに対して看護学やソーシャルワークがどこまでエビデンスを蓄積してきたかを検討し、ケアマネジメントでの家族支援を考えます。

「生活困窮者や生活保護での家族支援」 新保 美香 明治学院大学社会学部教授
「介護保険での家族介護者支援」 平野 隆之 日本福祉大学社会福祉学部教授
「看護における家族とのパートナーシップ」 山口 桂子 日本福祉大学看護学部 学部長
コメンテーター 和気 純子 首都大学東京 人文社会学部教授
コーディネーター 白澤 政和 国際医療福祉大学大学院教授・日本福祉大学客員教授

2019年12月22日(日)
9:30~16:30(9:00受付開始)
分科会 /北館

A分科会

高齢者虐待での養護者支援

  松本 望 北海道医療大学 看護福祉学部臨床福祉学科助教
  二本柳 覚 日本福祉大学ケアマネジメント技術研究会

 高齢者虐待防止マニュアルである「市町村・都道府県における高齢者虐待への対応と養護者支援について」において、高齢者本人のみではなく、その養護者に対する負担軽減に向けた取り組みの必要性が述べられています。虐待事案の場合、被害者、加害者という括りで問題を見がちではありますが、加害者となった養護者も多くの問題を抱えているケースは少なくありません。高齢者虐待防止を進める上では、虐待問題は家庭の問題として認識した上で、養護者の抱える背景を理解し、支援を行う姿勢が必要です。
 本分科会では、いくつかの虐待事例をもとに、活用できる制度や、各機関との連携のあり方などを模索することを通して、ケアマネジャーとしてどのように養護者支援に取り組んでいくべきかを検討していきます。

B分科会

家族との協働による支援のアプローチとEBP

  和気 純子 首都大学東京 人文社会学部教授
  間嶋  健 首都大学東京 大学院博士課程生/老人保健施設あるふぁ国立 支援相談員
  奥田 亜由子 日本福祉大学ケアマネジメント技術研究会

 高齢者、障害者等のケアマネジメントに関わるケアマネジャー等にとって、多様な状況の中での家族支援は欠かせないものとなっています。しかし、家族への支援の視点及び方法・アプローチは平成28年度の介護支援専門員の専門・更新研修で改めて学び始めたところです。 時代とともに変容する家族のあり様を概観し、その多様化(アノミー化)を理解しながら、現代家族への支援のあり方を考えます。また、家族の参加と支援者との協働により、家族の機能や役割を多角的、動態的、構造的に捉えるプロセスと評価について検討し、それらを支援の展開にいかす家族支援のEBP(臨床における根拠に基づいた実践)について考えます。
 本分科会では、家族介護者支援やその評価を研究されている間嶋様と和気先生を中心に参加者のみなさまとともに家族支援に必要な知識と技術を学び、ケアマネジメントを考えていきます。

C分科会

家族支援のための地域づくり

  岩月 万季代 NPO法人 てとりん代表
  荒木 篤 日本福祉大学ケアマネジメント技術研究会

 介護支援専門員にとって介護者は、利用者における在宅生活を支える大きな存在であると捉えられがちです。しかし、一方では支援を必要とする対象でもあり、介護保険だけのサポートでは、支えられていない可能性もあります。
 なぜならば、居宅における介護は、突然に始まる可能性もあり、介護者となってしまう家族の戸惑いは大きく、さらには、日々の介護で息を抜くこともできず、自らの生活を成り立たせることが難しい状況に追い込まれる可能性が大きいと言えるからです。
 本分科会では、NPO法人てとりん代表の岩月氏らが中心となり、全国介護者支援団体連合会で開発した「家族介護者のアセスメントシート」から、支援の在り方を考え、ケアマネジメントの深化を目指します。

参加申し込み方法

参加料金

2日間:5,000 円(1日のみ:3,000 円) 
*本学院生・学生 3,000 円(1日のみでも)

※参加料金は、事前にお振込みいただきます。

※お支払い済みの参加料金は、開催中止の場合以外は払い戻しいたしません。

申し込み方法

以下の申し込みフォームからお申込みください。

《個人情報の取り扱いについて》
申し込み者の個人情報は、本セミナーの運営および本学が実施する各種講座などの案内に利用させていただくことがあります。 その他の目的には一切使用いたしません。

申し込み締切

2019年12月2日(月)

◆申し込みフォームから申込完了後、入力いただいたアドレス宛にセミナー受付メールが届きます。

◆参加料金は、セミナー受付メールに記載の口座に、12月5日(木)までにお振込みください。
(直前の場合、入金確認ができない場合がありますので、必ず振込控えをご持参くださいますようお願いいたします。)

お願い

◆当日は、セミナー受付メールのコピーと振込控えをご持参くださいますようお願いいたします。 

問い合わせ先

日本福祉大学研究課
(ケアマネジメント研究セミナー事務局)

TEL:090-4855-3590(平日10:00 ~ 17:00)
Email: care_seminar@ml.n-fukushi.ac.jp

会場のご案内

日本福祉大学名古屋キャンパス

〒460-0012
愛知県名古屋市中区千代田5-22-35

※会場に駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。

・JR「名古屋」駅より中央本線「中津川」行きに乗車「鶴舞」駅下車、徒歩2分。

・地下鉄「名古屋」駅より、東山線「伏見」駅乗り換え、鶴舞線「鶴舞」駅下車、徒歩2分。