図 1 ニーズ・状況を入力するインターフェース

 また, T 市在宅介護支援センターから相談内容の一部資料の提供を受け, 要介護者とその家族がどのような主訴を持っているか, 分析した. その主訴は, 歩行困難, 痴呆, 電動ベッド, 短期的な入所 (ショートステイ), 退院後の処置, 介護疲れ, 寝たきり, 医療的ケア, 介護用品の見学, 入所待ち, どのようなサービスを受けられるかという相談などのキーワードに整理できることが分かった.
 さらに, 以上の 2 つの分析と, 専門家によるブレーンストーミングにより, 本システムのインターフェース部分を検討した (図 1).

 図 2 は, この調査研究による介護情報ナビゲーションの Web ページのページマッピングである. まず, トップページで全体のメニューを表示し, そこには 「介護情報ナビとは」 「介護サービスの検索」 「介護技術ムービー」 「介護専門用語解説」 「リンク集」 「福祉情報研究会」 「サポーター」 がある. 本システムの中心部分は 「介護情報の検索」 で, さらにその下にマッチングシステムである 「ニーズから探す」 「地域から探す」 「サービスから探す」 のサブメニューがあり, 目的のサービス情報を多様な方法で見つけることができる. 詳細は上記の URL にて Web ページで体験されたい.
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