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2017年度「海外研修・調査奨励金」受給者および学生による帰国後報告会

 2017年度は、学生16名が全学教育センターの「海外研修・調査奨励金」*を利用して、海外で研修や調査を実施しました。

*海外での 研修や卒業論文執筆のための調査をする学生に渡航費を補助し、その活動を支援する制度です。制度の詳細や募集要項については「奨励金」のサイトをご覧ください。

2017年度海外研修・調査奨励金受給者

No. 氏名 学部・学科・学年 研修地
1 岩本 雄気 社会福祉学部
社会福祉学科 3年
ベトナム
2 塚田 佑弥 健康科学部
福祉工学科 3年
フィンランド
3 井垣 暁太 健康科学部
福祉工学科 3年
フィンランド
4 五十里 一志 健康科学部
福祉工学科 3年
フィリピン
5 白井 翼 健康科学部
福祉工学科 3年
フィリピン
6 吉見 康弘 健康科学部
福祉工学科 3年
フィリピン
7 塩原 拓 健康科学部
福祉工学科 4年
フィリピン
8 藤沢 玲衣 健康科学部
福祉工学科 4年
フィンランド、スウェーデン、イタリア、フランス
9 徳嵩 諒 健康科学部
福祉工学科 4年
フィンランド、スウェーデン、イタリア、フランス
10 北川 愛珠 子ども発達学部
子ども発達学科 3年
フィリピン
11 田中 奈々未 子ども発達学部
子ども発達学科 3年
中国
12 森尾 泰法 子ども発達学部
子ども発達学科 4年
スウェーデン、イタリア
13 澁谷 希望 国際福祉開発学部
国際福祉開発学科 3年
インドネシア
14 平安名 未聖 国際福祉開発学部
国際福祉開発学科 3年
オーストラリア
15 山本 由梨子 国際福祉開発学部
国際福祉開発学科 4年
インド
16 石村 未来 国際福祉開発学部
国際福祉開発学科 4年
ラオス

 2017年8月、9月に各国で研修を実施した学生による帰国後報告会を開催し、学生は、研修の動機、目的、活動内容、成果、今後の学習の方向性等について発表しました。

@2017年11月16日 美浜キャンパス  報告者:岩本雄気さん、北川愛珠さん
A2017年11月30日 東海キャンパス  報告者:山本由梨子さん、澁谷希望さん
B2017年12月14日 半田キャンパス  報告者:塚田佑弥さん、井垣暁太さん、
                        藤沢玲衣さん、徳嵩諒さん

 社会福祉学部の岩本雄気さんは、ベトナムの孤児院でのボランティアやフリースクールの訪問を通したふくしの実態把握、子ども発達学部の北川愛珠さんは、フィリピンのスラム地区での食糧支援ボランティアを通した子どもの生活実態とその背景の把握に取り組みました。現地での活動写真を交えた報告会に、英語学習や海外でのボランティアに興味のある学生が参加し、報告会後もさらに、2人の経験を聞いたり情報交換を行ったりしました。

 国際福祉開発学部の山本由梨子さんは、インドにて子どもへの平和教育のあり方を検討し、貧困の中での障害の現状・課題把握を行ったことを、同学部の澁谷希望さんは、インドネシアの高校で日本語授業補助を通して同国の日本語教育の実態把握を行ったことを紹介しました。参加した学生と教員は熱心に聞き入り、気になったことなど、活発に質問していました。

 健康科学部の塚田佑弥さん、井垣暁太さん、藤沢玲衣さん、徳嵩諒さんは、20世紀を代表する世界的建築家アルヴァ・アアルトを始めとするフィンランドの建築作品を訪ね、北欧諸国における福祉施設のあり方や環境負荷軽減・環境共生型建築の調査を実施したことについて報告しました。

 事前学習により研修先の情報を十分収集した上で、これまで授業で学んだ知識を活かして、教会、図書館、結核治療施設、大学などの様々な建築作品を建築的視点から考察しました。また、4日間かけて木造建築の実測調査をし、図面作成と発表を行ったことを紹介しました。就職が決まった4年生は、今回の経験で学んだことを仕事に活かしていくと話していました。

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