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全学FD/SDフォーラム(「3つのポリシーの実質化と学修成果の評価」)を開催しました

 1月18日(木)に美浜キャンパスにて、全学FD/SD事業の一環として「全学FD/SDフォーラム」を開催しました。今回は関西国際大学の学長である濱名篤先生を講師に迎え、本学の3つのポリシーの実質化について理解し、学部のディプロマ・ポリシーに対して教育課程全体で学生の学修成果をどのように評価するかを考えることを目的としました。

 社会福祉学部の矢崎裕美子助教の司会のもと、まず本学のこれまでの取組紹介およびアセスメントのあり方について紹介しました。その後、M名先生に基調講演をいただき、3つのポリシーに関わる現状の課題と、それに対する改善策などについて学びました。アセスメントポリシーの重要性について話題提起された際には、関西国際大学の取組を中心として、海外の大学の事例も含めて紹介がなされ、幅広い知見を得ることができました。

 続いて、全学教育センターの村川弘城助教の司会・進行のもと、グループワークを行いました。それぞれのグループに割り振られたテーマを基にして、学生の学修成果評価のルーブリックを作成するというものです。

 全学教育センターのディプロマ・ポリシーである「伝える力」「見据える力」「関わる力」「共感する力」「地域社会に貢献する力」について、どのようなルーブリックが作成できるかを、前方のスライドに表示されるタイムリミットを気にしつつ、参加者は額を寄せ合って熱心に討議を行いました。
 話し合いのあとは、グループでまとめた意見を発表しました。こちらも発表時間1分という限られた時間にも関わらず、課題・改善策等について多くの意見が出ました。

 最後は発表を踏まえてM名先生に総括のコメントをいただき、全学のディプロマ・ポリシーに対する評価方法に関する課題も投げかけていただきました。今後、アセスメントのあり方について考えていく上で、非常に示唆に富んだフォーラムとなりました。

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