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3月15日 第6回きょうゆうサロンバスツアーを開催しました

 2013年3月15日(金)に、2013年が新美南吉生誕100年であることから、新美南吉に焦点を宛てたバスツアーを開催した。教職員・学生18名が参加した。
 南吉を中心とした半田市観光協会の取組、南吉の童話に描かれた人と動物の共生をテーマに愛知県生態系ネットワークの取組を取り上げた。自然系のフィールドワークが中心であったため、歩く時間が長かったが、出光興産の橋本良樹さんや本学健康科学部の福田教授の専門的な解説があり、充実した現地見学を行うことができた。文学と生物学の異なる学問分野を知多半島をフィールドにして学ぶことが目的であり、そこに観光の視点を取り入れた。
 今回のツアーから異なる学問分野とフィールドワークを組み合わせた授業科目の開発が可能であると感じた。オンデマンド「知多学」と知多学フィールドスタディをつなぐ試みは、必ずしも成功しておらず、オンデマンドとフィールドワークをつなぐ一体型授業が必要である。
 複数の教員が異なる学問分野の授業を行い、学生が「地域を活かす」視点で地域を捉え直す授業が考えられる。三校地キャンパスに向けて、異なる三分野の教員が三校地を対象に遠隔地授業を行う。それぞれのキャンパスの学生が一堂に集まり、フィールドワークを行い、学部を超えた学生たちがグループを作り、地域を活かすプランの報告を行うというイメージである。オンデマンドの充実とともに、三校地キャンパスをつなぐ学びの提供が全学教育センターに求められる。

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