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6月23日 第1回ランチタイムFDを開催しました

 2011年6月23日(木)12:40〜13:20より、美浜キャンパス全学教育センターにて第1回ランチタイムFD「スポーツ系サークル指導者から見る学生像について」を開催し、教職員22名が参加した。
 昨年度に引き続きランチタイムFDを開催した。ランチタイムFDは今年4回の開催を予定しており、全体として本学の学生像に関する話題を取り上げることとした。
 今回のサッカー部監督の宮崎完二さんの話は、大学まで好きなサッカーを続けているはずなのに、頑張れない、続けることができない学生が最近増えてきている。だからといって、大学に入り新しいことにチャレンジするわけではない。もう少し元気さやひたむきさがあってもいいのではないかという。
 参加者には、スポーツ系サークルの顧問方々が多数おり、元気さが足りない学生像は共感できるようであった。また、スポーツ系サークルをやめたいという相談されたゼミ教員の対応についての質問に宮崎さんは、サークルをやめないように説得して欲しいと答えていた。学業・就職活動を理由にサークルをやめる傾向があるが、それは「楽」を求めているだけであり、新しい何かをみつけたわけではない。サークルにしか自分の居場所を見みつけられない学生もいる。
 宮崎さんは、大学に対する要望として、スポーツ関係の授業を増やしてほしいという。女子サッカー部の指導をしていて体力不足を痛感する。とくに社会福祉施設の現場では体力が必要となる。大学として体力を身につける工夫が必要である。
 全体として、スポーツ系学生の学生像から、スポーツ推薦制度の現状などさまざまな話に及んだ。また、サークル指導者同士が意見交換ができる場所が欲しいというアンケートの記載もあった。
 サークルは大学のなかでのさまざまな場の一つである。学生の多様化はスポーツ系学生の間でも進んでおり、スポーツ系サークルをどのように位置付けるのか。強化指定や入試制度などにも関わって考えていなかければいけない問題であると感じた。

PDF参加者アンケート結果

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