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【3者きょうゆうプログラム】学生と教職員との座談会を実施しました

1.実施概要

1. 趣旨

  1. 教職員と学生との相互交流企画として実施する。
  2. 全学教育センターとして、全学共通開講科目・センター所管予定科目について学生の率直な意見を聞き取り、教育内容やカリキュラムの見直しに役立てる。

2. 概要

開催日時 2010年12月8日(水)18:40〜20:00
会場 美浜キャンパス12号館1階 食堂「食菜」
テーマ 「本学の一年次共通開講科目について」
主 催 全学教育センター 全学教育推進室

3. 参加者 : 11名

1. 教職員 : 5名

教員 経済学部・全学教育開発機構員 谷地宣亮(司会)
子ども発達学部・全学教育センター長 中村信次
経済学部・全学教育推進室員 曲田浩和
職員 教育開発室 朝川俊二
  藤井愛子

2. 学生 : 6名

社会福祉学部 2年生 2名
健康科学部 2年生 2名
国際福祉開発学部 2年生 1名
子ども発達学部 2年生 1名

2.実施レポート

現在2・3年生の6名の学生に、1年次に開講されている5つの共通開講科目について振り返ってもらった。学生から挙がった主な意見は以下のとおり。

①「基礎ゼミ」

  1. 1年生のときはゼミが選べず、障害児に興味があって入学したが、保育のゼミになったため、自分がやりたいこととずれていたので残念だった。
  2. 一度ゲストでMSWをされていた方がゼミに来たことがあり、現場の声が聞けたのがよかった。少人数のクラスで現場の人と接する機会はゼミでしかなかったので、とても良い機会だった。
  3. ゼミではもっと話し合いをしたかったし、欲を言えばもっとフィールドワークやりたかった。
  4. もっと専門的知識をつけるのがゼミかと思っていたが、まとめる力など基礎的な力をつけることを目的としたものだった。
  5. 現場にでる機会がなかったので、フィールドワークをやってみたかった。
  6. 同じ学科でもやっている内容が違った。プログラム内容は統一した方がよいのでは。

②「英語科目」

  1. 基礎的な授業だったので全然ついていけないことはなかったが、ハードだった。先生によって(教え方や内容が)全然違う。
  2. 小テストが毎週あるので勉強しなければならず、楽しく授業取り組めないのが残念だった。
  3. フレッシュマンイングリッシュTとUで先生が違うので、内容やレベル差があった。
  4. 受講したクラスは2つとも英語と触れ合う、英語を楽しむというものだった。内容的にはもう少し難しい方が良かったとも思う。自分で詩を書いてみたり、映画を見たりは高校までしたことがなかったので楽しかったし、今までより英語が好きになった。
  5. 入学前は、大学の英語の授業というと外国人講師と英語で会話をするようなものを想像していたが違った。楽しめるものだったらよいが、高校の授業が難しくなっていたようなものだった。馴染みのないテーマを通年で扱っていたが、もう少し親しみやすいテーマだとよかった。
  6. 聴覚障害学生の時間割が5限になっているが、他にとらなければいけない授業があるため1年次に履修出来ず困っている学生が多い。

③「情報処理演習」

  1. 自分は工業科出身だったが、同じクラスにはPCに触れたことがない学生、スイッチの入れ方を知らない人もいたりして、レベル分けが必要だと感じた。
  2. 経済学部では将来的に役立ちそうな表計算などが扱われているが、社会福祉学部でもそのようなことを学べたらよかった。
  3. 大学ではレポート作成やExcelを使用してアンケート結果をまとめる授業があるため、情報処理で学んだことは役に立った。
  4. 将来役に立ちそうな関数や表の作り方を学べて勉強になった。自分の将来の希望に合わせて、企業に行きたい人はプレゼン、教師になりたい人は表計算を学べるようにするとよいかも。
  5. 自分は入学前からExcelやWordを使ったことがあったので授業は復習の様な感じであったが、同じクラスには使い方が全くわからない学生もいたので、レベル分けをした方がよいと思う。

④「体育・スポーツ」

  1. 1つのスポーツを年間通してやるという形だったので、高校の体育の方が面白かった。6つくらい選択肢はあるが、他の講義と時間割が重なっているため、2つからしか選べず、好きな種目が選べなかった。
  2. やりたいスポーツが選べなかった。第5希望になってしまい、あまり楽しめなかった。自分が選択したフライングディスクは、障害者スポーツでもあり、そのようなことが学べるというのは福祉大ならではなので、そういった意味では勉強になった。
  3. 前期・後期で2つのスポーツが選択できる。2つのスポーツはペアになっており組み合わせが決まっているので、組み合わせが選べると良かった。
  4. 障害のある人のスポーツを学ぶことができ、この大学の良いところだと感じた。
  5. 将来障害児と関わる仕事につきたいので、障害者スポーツのアレンジの仕方を学ぶことができて勉強になった。

⑤「こころとからだ」

  1. 勉強というより、飲酒の危険性や薬物、食事の栄養バランスなど人としての基本的なことを学んだ。特に印象に残ったのはハラスメントやHIVに関する授業。
  2. 薬物やセクハラ、悩みの相談の仕方などを知ることができ、ためになる授業であった。ゲスト講義なので色々な話が聞けて楽しみながら受講できた。特に印象に残ったのは、画用紙に自分の(将来の)プランをコラージュして作ったこと。

3.参加した学生の声

PDFアンケート結果

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