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第6回きょうゆうサロンを開催しました

 12月10日(木)、日本福祉大学美浜キャンパス研究本館棟第一教員控室にて第6回「きょうゆうサロン」を開催し、教職員36名が参加しました。

 今回のきょうゆうサロンは、前回の参加者アンケートで寄せられた意見(入試についてFDで取り上げてもらいたい)をもとに、「本学の入試について考える」というテーマで開催されました。

 全学教育開発機構長による挨拶および企画の趣旨説明に続き、入試委員長の水野暁子教授(子ども発達学部)から、現行の入試制度の特徴についてのご報告をいただきました。各入試で測定できる力と測定できない力や、それぞれの入試で入学した学生の強みと弱みといった切り口で説明され、「「この大学に入りたい」と受験生が思うような入試を!」といった提言で締め括られました。続いて、伊藤入試課長から「入試形態別学力分析結果報告」というテーマで報告がなされ、本学学生の実態から大学を取り巻く概況・大学が選ばれる指標、偏差値に至るまで、具体例を挙げながら詳細な説明がなされました。最後に、経済学部教務委員の鈴木健司准教授より、経済学部で行っている入学前教育プログラムについて、そのねらいや概要、実施結果について具体的なご報告をいただきました。鈴木先生は、入学前教育実施には高校側の理解を得ることが大切だと訴えました。

 入試という本学の教職員であれば関わりのあるテーマであるだけに、質疑応答の時間には参加者から活発な意見や質問が出されました。参加者アンケートでの満足度は比較的高く、参加者からは「改めて入試制度のあり方を考える良い機会となりました」「鈴木先生のプログラム(報告)は示唆深い内容であった」「(入試の)全体像が理解できた」といった感想が得られました。

 

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