科目名 実践事例から学ぶ社会福祉法人経営概論T(広島)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 酒井 亮介

テーマ
本講義では、社会福祉事業の運営主体として社会福祉法人をとりあげ、その基本的な特性をふまえた上で、主な経営資源である資金と人材のマネジメントについて、実践例を通じ具体的かつリアルな理解を深めていく。

科目のねらい
<キーワード>
社会福祉法人の基本的構造  社会福祉法人の財務分析
社会福祉事業の人事検討  社会福祉法人としての人材育成プラン

<内容の要約>
 社会福祉施設や社会福祉法人については、特に介護保険制度開始前後より高齢者施設が大幅に増加し、現代では障害者施設や保育園(認定こども園)も顕著に増えてきた。それに伴い、サービス稼働や経営資源の獲得においても競合の中に身をおくようになり、やもすれば古くは地域の「聖域」として取り扱われることもあったこれら施設や法人は、良くも悪くもその実態が現代社会の評価にさらされる時代となっている。
 本講義では、社会福祉法人の基本的な構造と特有の課題を認識した上で、こうした現代的課題に向き合う社会福祉法人が、内外に発展的な経営を実践するにあたっての課題と視座について考えていく。中でも、代表的な経営資源である「資金」をどのように理解するのか?「人材」の量と質をどのようにマネジメントするのか?をテーマに、実践例を通じてリアルなメカニズムを理解しながら、社会福祉法人の経営のあり方をともに探求する端緒としたい。
特に、先述のように経営環境が大きく変化している現代においては、以前であれば倫理的または抽象的な認識で片付けられていた課題に対しても、そのメカニズムをできるだけ具体的に理解していくアプローチを心がける。
 また、こうした探求の中で、経営者目線と従事者目線の双方を調和させる各自の組織観を育み、その発信を担えるようにする。

【日程・スクーリング会場】
https://www.nfu.ne.jp/open/image/lesson/schooling_schedule.pdf
  ※変更の場合は随時お知らせします

<学習目標>
社会福祉法人の基本的な構造を理解することができる。
社会福祉法人の財務について理解し、その実践的分析を試みることができる。
社会福祉法人における人材の量的側面を理解し、様々なシミュレーションの基礎を理解することができる。
社会福祉法人における人材の質的側面を理解し、具体的な育成プランを考えることができる。

授業のながれ
2日間のスクーリングの日程については、1ヶ月程度前にnfu.jpで案内する

準備学習の内容・学ぶ上での注意
 経営に正解などはなく、運も含めた結果論で語られることが少なくない。したがって、この講義で示される実践や考え方は、模範でも反面教師でもなく、あくまでも一つの【例】に過ぎないものである。こうした【例】をヒントにしながら、グループワークではできるだけ多くの認識やアイデアに触れ、より俯瞰的な学びを深めてほしい。
 特に、福祉における一般的見解や抽象的意見をもって結論を導くのではなく、常に各テーマのメカニズムを具体的に掘り下げることで、社会福祉の本質に迫ることができるものと考えている。

事前事後 学習内容 時間数
事前 身近にある社会福祉施設が、他の施設と比べどのような特色を持つのか考える。 10
事前 経営者の視点で、自らの所属組織の課題と展望を考える。 10
事後 興味をもった講に関して学習を深める。 10

本科目の関連科目
「実践事例から学ぶ社会福祉法人経営概論U」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  30%
科目修了試験(レポート)で評価を行う。レポートは、課題を適切にとらえ、講義のポイントを踏まえ、論理的に自身の考えを記述しているかという視点で評価する。評価基準はA(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2026 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。