科目名 公衆衛生と看護

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 通年開講 水谷 聖子、尾関 唯未

テーマ
地域で暮らす人々の命や生活を守る公衆衛生を学び、公衆衛生看護の実際について理解を深める。

科目のねらい
<キーワード>
日本国憲法第25条  公衆衛生看護
well-being  保健・医療・福祉
多職種連携

<内容の要約>
Charles Edward A Winslow(1877-1957)は、「組織化された地域社会の努力を通じて、疾病を予防し、寿命を延長し、身体的および精神的健康と能率の増進を図る科学であり技術である」と、公衆衛生を定義(1949)している。つまり、「組織化された地域社会の努力」によって解決するのが公衆衛生である。日本国憲法第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。と記されている。
 公衆衛生の主要な分野として親子保健、高齢者保健、精神保健、障がい者福祉、学校保健、産業保健、食品衛生、感染症対策、生活習慣病対策、国際保健など多岐に渡る。
 International Council of Nurses(ICN)は、 看護とは、保健医療システムに不可欠な要素であり、あらゆる保健医療の場とコミュニティにおける、健康増進、疾病予防及びあらゆる年代の身体的、精神的に病気を有する人々や障害を有する人々へのケアを包含する。この幅広い保健医療の中で、看護師にとって特に関心のある現象は、個人、家族及び集団の「現実の、または起こる可能性のある健康問題に対する反応」である。これらの人間の反応は、個別の疾病のエピソードに対する健康回復への反応から、人々の長期的な健康増進に関する政策開発まで、広範囲に及ぶ。個人へのケアにおける看護師独自の機能は、対象が病気であろうと健康であろうと、健康状態に対する反応をアセスメントし、必要な力、意思または知識があれば支援なくとも実施するだろう健康や回復をもたらす行動、または尊厳ある死を迎えるための行動の実行を援助し、そして、可能な限り早急に部分的な自立を最大限得られるような方法で援助する。看護師は、保健医療環境の全体において、健康増進、疾病予防及び疾病や障害を有する人々へのケアのための保健医療システムの妥当性を確保するため計画、実施及び評価の機能を他の保健医療専門職や他の公共サービスセクターの関係者と共有する(ICN, 1987 国際看護師協会、1987年 日本看護協会訳)と、定義している。看護は、さまざまなライフステージにある人々のさまざまな健康レベルにアプローチして支援する。
 ここでは、私たちの生活に身近で欠かせない公衆衛生を理解し、人々の生活や労働の場で展開される公衆衛生看護を学ぶ。

(本科目は、看護・医療・福祉分野における基礎的な知識・技術・態度を土台として、看護学の専門的理解を深め、学士授与機構による「学士(看護学)」取得にふさわしい学修を行うことを目的としています。看護師免許の有無にかかわらず、医療・福祉に関心のある方は履修可能です。)


<学習目標>
公衆衛生や看護の基本概念を理解できる。
保健医療福祉政策を立案・検証するための疫学・保健統計など基礎医学を理解できる。
公衆衛生をとりまく主要な法律・制度・統計について理解できる。
人々のライフステージにおける主要な分野の公衆衛生と看護の実際を理解できる。

授業のながれ
公衆衛生と健康
保健医療福祉政策の立案・検証
公衆衛生の対象
公衆衛生と看護@
公衆衛生と看護?
さまざまなライフステージを対象に展開される公衆衛生看護
さまざまな場や対象特性に応じて展開される公衆衛生看護
ヘルスケアシステムと多職種連携

準備学習の内容・学ぶ上での注意
なし

事前事後 学習内容 時間数
事前 公衆衛生や看護に関連する書籍や新聞記事を読む。 10
事後 授業内容を復習し、確認テストや小テストに取り組む。 16
事後 興味をもった講に関して参考文献等を使って更なる学習を深める。 4

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
すべての確認テスト・小テスト合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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