| 科目名 | 医学概論 |
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| 単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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| 2 | 2 | 後期開講 | 向井 慎治 |
| テーマ |
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| 医療機関の経営で必要な医学的知識を学ぶ |
| 科目のねらい |
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<キーワード> 人道主義(ヒューマニズム) Well-being(幸福・健康) チーム医療(患者中心の医療) 根拠に基づく医療(EBM:Evidence-Based Medicine) 地域包括ケアシステム <内容の要約> 本講義では、「医療は誰のものか」という問いを出発点に、医療を倫理や理想論としてではなく、巨大な社会システム・経済システムとして捉え直します。医療は人の生命や健康に直接関わる領域であると同時に、限られた資源の配分や制度設計をめぐる現実的な問題を内包しています。そのため、感情的・一面的な見方にとどまらず、データや制度、価値観の違いを踏まえて冷静に考える姿勢が求められます。 講義では、患者の権利、健康格差、医療技術の高度化、国民皆保険制度など、社会的・倫理的に配慮を要するテーマを扱います。他者の立場や価値観を尊重し、議論においては建設的かつ論理的な態度で臨んでください。また、医療を「自分とは無関係な世界」としてではなく、将来の社会や自身のキャリアと結びつけて考える主体的な姿勢を重視します。 内容は積み上げ型で進行するため、継続的な出席と事前・事後の学習が不可欠です。医療という複雑な領域に対し、経済学の視点から本質を捉えようとする知的探究心をもって受講することを期待します。さらに、本科目を履修することで「医業経営管理能力検定」の受験資格を取得できます。医療経営に関する基礎的な専門性を証明する資格であり、今後のキャリア形成にも役立ちます。 <学習目標> 人道主義と患者の権利に基づいた誠実な対応ができる 「well-being」の視点から全人的な支援を計画・実践できる 科学的根拠(EBM)と患者の物語(NBM)を統合して最善の医療を追求できる 医療提供体制を理解し、多職種チームの一員として円滑に連携できる 医療安全の意識を持ち、社会的・国際的な健康課題に貢献できる |
| 授業のながれ |
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第1回 オリエンテーション 第2回 第1章 医療は誰のものか@ 第3回 第1章 医療は誰のものかA 第4回 第1章 医療は誰のものかB(グループディスカッション) 第5回 第2章 健康とは何だろうか@ 第6回 第2章 健康とは何だろうかA 第7回 第2章 健康とは何だろうかB(グループディスカッション) 第8回 第3章 医療がたどってきた道と未来への展望@ 第9回 第3章 医療がたどってきた道と未来への展望A 第10回 第3章 医療がたどってきた道と未来への展望B(グループディスカッション) 第11回 第4章 医療システムを理解しよう@ 第12回 第4章 医療システムを理解しようA 第13回 第4章 医療システムを理解しようB(グループディスカッション) 第14回 グループディスカッション 第15回 まとめ |
| 準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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| 本講義では、医学や医療の基本概念に加えて、医療専門職が重視する価値観や倫理観についても扱います。人の生命と健康を対象とする領域を学ぶという意識をもち、真摯な態度で授業に臨んでください。また、医療は多面的で複雑な分野であるため、講義で生じた疑問はそのままにせず、自ら調べたり質問したりする主体的な学習姿勢が求められます。 医療は多職種による協働で成り立っており、それぞれの専門性への理解と敬意が必要です。他者の意見を尊重しながら学び、自身の考えを建設的に表現する姿勢を大切にしてください。講義ではディスカッションを行う場合があり、柔軟な思考と社会的・倫理的配慮が求められます。内容は積み上げ型で進むため、継続的な出席が重要です。欠席が必要な場合は適切に対応し、講義資料への目通しや予習・復習を行うことで理解を深めてください。また、医療に関する情報には配慮が必要な場合があるため、取り扱いには十分注意し、適切な態度で受講することを求めます。 11-12月に実施される「医業経営管理能力検定」の準備に役立ちます。出題範囲となる検定テキストは毎年改訂されますので、授業内容もそれに従って変更することがあります。 本講義は、『学生のための医療概論 第4版(医学書院)』(今年度第5版が発売予定)のテキストを中心に行いますので、受講される方は、テキストの購入をお願いします。 |
| 事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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| 事前 | 『学生のための医療概論 第4版(医学書院)』(今年度第5版が発売予定)を購入し、学習ポイントを読みむ込むこと。 | 12 |
| 事後 | 授業の内容、取り上げた問題、振り返り、理解の定着をはかる | 3 |
| 事後 | シラバスや授業で紹介した文献、各種メディアの情報を講読・視聴して、理解を深める | 3 |
| 事後 | 授業期間中に数回行われるWebでの小テストを受験し、知識の定着を図る | 3 |
| 本科目の関連科目 |
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| 「医療情報管理」「医療福祉経営論」「医療経済」(「医療福祉政策T」)「人材マネジメント」「マーケティング」「医療福祉会計」「医療福祉関係法」 |
| 成績評価の方法 |
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| 学生は講義に出席することは義務になっています。課題を行い課題の提出と定期試験で評価を行います。 |
| テキスト |
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| ■テキストを使用する □レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>小橋元 [ほか] 執筆/小橋元, 近藤克則, 黒田研二, 千代豪昭編集 <テキスト名>学生のための医療概論 第4版 <出版社>医学書院 |
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