科目名 医療福祉関係法

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 廣瀬 聡

テーマ
「現代社会における医療・福祉の法体系:制度の構造と変遷を俯瞰する」 医療・福祉を支える法制度の全体像を体系的に理解し、社会経済の変化に伴う制度改正の背景を考察する。各法規の役割と相互の関係性を整理し、現代の社会保障制度が直面する課題を法の観点から理解する能力を養う。

科目のねらい
<キーワード>
医療・介護保険法  社会福祉法制
医療提供体制(医療法)  社会保障制度の変遷

<内容の要約>
本講義では、日本の社会保障制度の基盤をなす医療・福祉関係法について、その歴史的背景から現代の最新制度までを体系的に学習する 。学生として、個別のサービス提供技術以上に、社会全体の資源配分や安全網を規定している「法制度の構造」を理解することに主眼を置く。 講義の前半では、医療法や医師法など医療提供体制の根幹をなす法規を扱い、後半では介護保険法や社会福祉法を含む福祉領域の法体系へと視野を広げる 。各制度がどのような目的で創設され、近年の法改正によってどのように変化してきたのかを辿ることで、現代社会が抱える持続可能性の問題や政策的な課題を理解する 。 講義の中では、法制度の理念と、実社会における制度運用の現状についても言及する。これにより、条文上の定義を学ぶだけでなく、法が社会の中でどのように機能しているかを動的に捉える視点を養う。将来、どのような進路に進む場合でも必要となる「社会のルール」としての医療・福祉法を、構造的に理解することを目指す。また、本講義は「医業経営管理能力検定」に関連する法知識の習得も視野に入れた構成とする 。

<学習目標>
保健・医療・福祉に関連する主要な法規の目的と体系を整理し、説明できる 。
医療法や介護保険法など、各制度の基本的な仕組みと相互の関連性を理解する 。
法改正の歴史的変遷に基づき、現代の社会保障政策が直面する課題を特定できる 。
公平性・効率性の観点から、法制度が社会経済に与える影響について考察できる 。
制度の理念と社会の実態を照らし合わせ、自身の客観的な意見を論理的に構成できる 。

授業のながれ
イントロダクション
保健・医療・福祉の基本構造
医療法T
医療法U
医師法と医療専門職関連法
介護保険法T
介護保険法U
社会福祉法制と福祉制度
高齢者・障がい者福祉法
医薬品・医療機器と法
医療・福祉の安全管理
個人情報保護と倫理
医療福祉現場における働き方改革
最新の制度改正と展望
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
本講義は、保健・医療・福祉分野における法制度の全体像を体系的に理解することを目的とする。単なる条文の暗記に留まらず、法が社会の中でどのような役割を果たし、いかなる背景で改正が重ねられてきたのかを構造的に把握することが求められる。 講義への出席は、専門的な法知識を順序立てて習得するための前提とする。理解を深めるため、レジュメを参考にし、医療・介護制度の基本を予習・復習することが望ましい。授業内では適宜、課題提出を求め、理解度の確認を行う。 経済学を学ぶ学生として、各法制度が社会全体の資源配分や個人の権利にどのような影響を及ぼしているかを客観的に考察する姿勢を大切にしてほしい。法制度の理念と現実の社会状況を照らし合わせ、論理的に思考し、主体的に講義に参加することを期待する。

事前事後 学習内容 時間数
事前 新聞・雑誌・関連する文献を読む。 10
事後 配布資料を復習し、関連領域を調べ理解度を深める 10
事後 課題・期末試験の準備 4

本科目の関連科目
「医療福祉経営論」、「医療経済」、「人材マネジメント」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 30%
その他(期末試験(70%)と授業内課題(30%)で評価。出席は大学規定に基づく。) 0%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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