科目名 相談援助実習指導II2025

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
3 4 通年開講 明星 智美、上山崎 悦代

テーマ
専門職となりゆく実習の準備と総括

科目のねらい
<キーワード>
実習計画書  記録の作成技術
実習報告書  実習生の倫理観
相談援助専門職の自覚

<内容の要約>
・個別指導、集団指導を通して、問題意識や目的意識を明確にして実習に臨めるように実習計画書の作成を指導する ・実習前教育として、実習日誌等の記録の作成技術の指導を行い、実習報告書の作成を行うことにより、自らの実習内容を理論化し、表現する能力を涵養する指導を行う ・実習における個人のプライバシー保持と守秘義務について学び、実習生としてふさわしい倫理観や態度の涵養をする ・実習中には、担当教員による巡回指導(実習中教育)を行う ・実習後教育では、個々の具体的な体験や援助技術を総括し、実習報告書の作成や実習報告等を通して、それらを専門技術として概念化し、理諭化し、体系立てていく能力を身につけることかできるよう指導する

<学習目標>
大学で学んだ知識、援助技術等を具体的かつ実際的に理解し、実践的な技術等を実習で具現化できる。
具体的な体験や援助活動を、専門的援助技術として慨念化し理論化し体系立てていくことができるようになる。
相談援助専門職としての自覚を促し、専門職として求められる資質、技能、倫理、自己に求められる課題を把握することができる。

授業のながれ
【スタディ】−【履修科目】−【全科目一覧】の該当科目を参照

準備学習の内容・学ぶ上での注意
@「相談援助実習」と同時履修とする。 Aテキスト・スクーリング科目のため、スクーリングへの出席だけでなく、テキスト学習として学習指導書に示す課題に取り組むことが必要である。 B提示された学習課題を提出し、添削指導を受け、期日までに合格する必要がある。 C所定の期日までに実習計画書が完成しない場合は、相談援助実習開始を認めない(履修継続不可)。 D学習課題や実習に係る提出物がして期日までに提出されない場合は、本科目の履修継続を認めない。

事前事後 学習内容 時間数
事前 実習計画書(下書き)を作成する。 15
事前 実習先の領域に関する実践記録等を読み、実習のイメージをつかむ。 15
事後 実習の成果をふりかえり、実習先に報告するための準備等を行う。 10
事後 クラスの実習報告集を読む。 5

本科目の関連科目
・「相談援助実習指導T」の単位修得と「相談援助実習」との同時履修が本科目の履修条件の1つである。 ・「相談援助演習T」「相談援助演習U」の単位修得が本科目の履修条件の1つである。

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 20%
授業内でのレポート・課題等 40%
その他(スクーリングにおける参画状況) 40%
・スクーリングを2講を超えて欠席した場合は、単位認定をおこなわない(K評価) ・スクーリングの受講状況(実習報告含む)、添削課題(実習計画書下書き、実習報告書下書き)及び科目修了試験(実習報告書)の成績を総合的に評価する 。 評価は、以下の基準とする A (100〜80 点)  B (79 〜70点)  C (69〜60点)  D (59点以下:不合格)

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>日本福祉大学社会福祉福祉実習研究センター監修 <テキスト名>ソーシャルワークを学ぶ人のための相談援助実習 <出版社>中央法規出版
<著者>日本福祉大学福祉経営学部実習・演習教育委員会 <テキスト名>学習指導書「相談援助実習指導U」 <出版社>本学オリジナル



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