| 科目名 | 福祉現場の人材養成(愛知) |
|---|
| 単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
|---|---|---|---|
| 2 | 1 | 通年開講 | 綿 祐二 |
| テーマ |
|---|
| 「福祉理念・理論と実践の融合」のできる福祉専門職を育てるためのキャリア形成および職場環境整備について学ぶ |
| 科目のねらい |
|---|
|
<キーワード> 福祉専門職 福祉現場 チームアプローチ 価値観 <内容の要約> 人材育成とは、長期的な視野に立ち、個人の成長を促進するため、必要なことを習得できる環境を与え、整えることである。福祉現場という組織において、将来的に不足する知識・技術の獲得し、福祉専門職としての適性のある人材の育成、組織の目的に貢献していく能力を開発することが重要である。 福祉経営における人材育成という観点でみれば、社会保障制度が目まぐるしく変わり、1990年代の社会福祉基礎構造改革以降、大きく変化した。措置から契約へ移行した福祉現場におけるキャリア形成をキャリア理論も含めて幅広く議論していく。 福祉現場は、多くの専門職がチームで利用者のケアや支援に携わる。それぞれの専門職の役割や多職種連携の具体的方法、リスクマネジメント、キャリアパスシステムの構築、福祉現場における人事考課システムの在り方、福祉現場の働き方改革、採用・評価・人材育成・報酬・労使関係など、具体的な人材マネジメントのあり方などをグループワークのディスカッションを通して学んでいく。先駆的な人材マネジメントを展開している福祉施設の事例なども紹介していく。 ●担当する教員は、福祉施設で相談援助業務に従事し、かつ社会福祉法人理事長として27事業所を経営している教員が、その経験と知識を元に人材育成について講義を行う。 【日程・スクーリング会場】 https://www.nfu.ne.jp/open/image/lesson/schooling_schedule.pdf ※変更の場合は随時お知らせします <学習目標> @福祉現場の人材育成における意識改革ができる。 A福祉現場のリスクマネジメントができる。 B福祉現場の人事考課制度について理解する。 C福祉現場の働き方改革について理解する。 D福祉現場の多職種連携について理解する。 |
| 授業のながれ |
|---|
| 2日間のスクーリングの日程については、1ヶ月程度前にnfu.jpで案内する |
| 準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
|---|
| 福祉専門職は、キャリア形成過程で多くのジレンマを経験する。本講義では、福祉現場のジレンマを共有した上で、どのように様々な福祉理念(利用者本位、自己決定、権利擁護、尊厳あるケアなどなど)実践していくかを本音でディスカッションをおこなっていく。自分の目指す専門職像を何なのか…ディスカッションの過程において、多くの知見に触れ、自分なりの福祉観を涵養してほしい。ディスカッションは、正誤を決めることではなく、多様な考えを受入れ、相互の意見から新たな知見を得るものである。積極的な議論をしていきましょう。 |
| 事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
|---|---|---|
| 事前 | 福祉現場において「良い職員」とは、何なのか、自分なりに考えてみてください。 | 10 |
| 事前 | 関連図書を手にとってみる。 | 10 |
| 事後 | 興味をもった講に関して学習を深める。 | 10 |
| 本科目の関連科目 |
|---|
| 成績評価の方法 |
|---|
|
||||||
| 科目修了試験(レポート)により評価する。評価基準はA(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。 |
| テキスト |
|---|
| □テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
| (C) Copyright 2025 Nihon Fukushi University. all rights reserved. |
| 本ホームページからの転載を禁じます。 |