科目名 社会福祉と権利擁護(大阪)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 明星 智美

テーマ
「権利擁護」に関する法制度を学び、権利擁護実践における社会福祉専門職の役割を明らかにする

科目のねらい
<キーワード>
社会福祉  権利擁護
権利擁護実践と専門職  協同学習
アクティブラーニング型授業

<内容の要約>
社会福祉の諸サービスを必要とする人々の生活実態等から、社会的排除や権利侵害の状況の理解を図り、社会福祉領域における権利擁護実践が必要とされる背景を明らかにする。また、日本国憲法をはじめとする権利擁護実践のための法制度の枠組みを整理したうえで、地域における権利擁護実践のイメージの具体化を図る。グループ討議等により、権利擁護実践における専門職の役割とは何かについて、各人の考えを整理し、言語化できることをめざす。 【日程・スクーリング会場】 https://www.nfu.ne.jp/open/image/lesson/schooling_schedule.pdf   ※変更の場合は随時お知らせします

<学習目標>
社会福祉領域における権利擁護実践が求められる社会状況を説明することができる。
権利擁護実践のための法制度の枠組みを説明することができる。
権利擁護実践における社会福祉専門職の役割を考え、説明することができる。
協同学習の意義を理解し、グループ学習における役割を遂行することができる

授業のながれ
2日間のスクーリングの日程については、1ヶ月程度前にnfu.jpで案内する

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・本科目はスクーリングに先立ち、事前学習課題を課す。課題は約2ヶ月前に提示し、指定された調べ学習をして課題レポートを事前に提出することが、スクーリング受講の条件となる。 ・本科目は、スクーリング開講日前のオンデマンド教材の視聴を授業の一部とする。授業はオンデマンド教材を視聴していることを前提に進めるため、科目ホームにあるオンデマンド3 講分を受講したうえで、スクーリングに参加すること。なお、オンデマンドは開講日の2 週間前から視聴可能となる。 ・受講に当たって、現在社会福祉や保健・医療現場で働いている人は、職場において権利擁護が問題となる具体的場面を考えてほしい。これからこの領域で働くことを考えている人は、今後就きたい職種に関して、権利擁護の視点からどのような実践をしていきたいかを考えておいてほしい。あるいは、地域に暮らす市民の立場で、権利擁護実践を身近なものとして考える姿勢をもって受講してほしい。 ・スクーリングでは、学生相互の学び合いを主目的とする各種のグループワークとプレゼンテーションを中心とするアクティブラーニング型授業を行う。受講者には、協同学習として能動的な参加(グループでの討議、プレゼンテーション等)を求める。

事前事後 学習内容 時間数
事前 事前課題を提示するので、作成した課題を指定日までに提出すること。事前課題の詳細は、「科目ホーム」に提示する。 10
事前 新聞やニュース記事から、社会福祉の視点でみて権利侵害だと考えられる事例を取り上げ、権利侵害だと考える理由をレポートにまとめる。 8
事後 興味をもった講やグループで討議したテーマに関して、参考文献等を活用して学びを深める。 10
事後 科目ホームの「ディスカッション」の他の学生の投稿を読み、自分の考えを投稿する(「ディスカッション」は、スクーリング終了後3か月間開設)。 2

本科目の関連科目
オンデマンド科目「権利擁護と成年後見」で学習する制度の知識があると、本科目の理解がより深まる。 オンデマンド科目「ソーシャルワークの基盤と専門職T」「同U」の学習項目であるソーシャルワーカーの倫理綱領をふまえた思考、議論への参画がより具体的なものとなる。

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 60%
授業内でのレポート・課題等 30%
その他(事前課題10%) 10%
科目修了試験はレポートにより行う。授業内容を正しく理解できていること、論拠を示しながら自分で考えた内容を具体的に述べていることを評価の観点とする。 事前課題、スクーリングにおけるプレゼンテーションを含む参画状況についても評価対象とする。 評価基準はA(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2025 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。