科目名 | 刑事司法と福祉 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 通年開講 | 鷲野 明美 |
テーマ |
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刑事司法等におけるソーシャルワーカー(社会福祉士、精神保健福祉士等)の役割について理解する |
科目のねらい |
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<キーワード> 刑事司法 少年司法 更生保護 医療観察 犯罪被害者支援 <内容の要約> 刑事司法等の対象となった人たちのなかには、福祉の支援を必要としている人たちが相当数含まれていることが明らかとなりました。このことから、近年、司法と福祉の連携による支援が進められ、刑事司法分野等への社会福祉士、精神保健福祉士の配置が進むなど、新たな領域でのソーシャルワーク実践が展開されています。このような状況を踏まえ、本科目では、刑事司法等の近年の動向とこれを取り巻く社会環境、刑事司法等に関する法、制度、そして、それらを担う人や機関について学ぶとともに、刑事司法等におけるソーシャルワーカー(社会福祉士、精神保健福祉士等)の役割、さらには、今後の課題と展望について学びます。 ※「刑事司法等」とは、刑事司法、少年司法、更生保護、医療観察、犯罪被害者支援のことを言います。 <学習目標> 刑事司法等に関する法、制度について説明することができる。 刑事司法等を担う人、機関について説明することができる。 刑事司法等におけるソーシャルワーカー(社会福祉士、精神保健福祉士等)の役割について説明することができる。 刑事司法等における関係機関の連携について説明することができる。 刑事司法等におけるソーシャルワークの課題と展望について説明することができる。 |
授業のながれ |
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刑事司法を取り巻く環境と福祉との連携 犯罪被害者支援@ 犯罪被害者支援A 刑事司法の概要 刑事司法における手続きと処遇・支援 少年法と少年司法の手続き 非行少年の教育と処遇 更生保護の概要 保護観察 更生保護の諸施策 更生保護の専門職と専門施設 更生保護ネットワークによる支援 医療観察制度@ 医療観察制度A 「刑事司法と福祉の連携」の課題と今後の展望 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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教材内には確認テスト、小テストが設けられている。小テストは、80%以上の正答率で合格となる。 各講の確認テストは、科目修了試験の出題範囲とする。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 推薦図書をはじめとした関連分野の書籍を読む | 20 |
事後 | 小テスト、確認テストに複数回取り組む | 10 |
事後 | 興味を持ったテーマに関連する文献や論文を読む | 30 |
本科目の関連科目 |
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司法と福祉の連携とソーシャルワーク |
成績評価の方法 |
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(1) すべての小テスト(添削課題)の合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。 (2) 評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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