科目名 | 産業組織心理学2024 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 1 | 通年開講 | 山口 智子 |
テーマ |
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対人援助職の領域に焦点を当てて、働く人びとのストレス、キャリア、メンタルヘルス不調、メンタルヘルス対策などについて考察する。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 対人援助 心理的知見 心理的援助 ワーク・ライフ・バランス 心の健康対策 <内容の要約> 超高齢社会となった現代、「働く」とはどのような営みであろうか。長寿化、価値観の多様化、情報化、グローバル化などが進むなかで、働く人びとをめぐって過重なストレス、うつ、休職、過労死などさまざまな問題が生じている。また、高齢化に伴い、介護、看護のニーズが増大しているが、介護職や看護職として働く人びとの心身の不調や人材不足が社会問題となっている。さらに、対人援助職は、組織の中で、メンタルヘルス対策の企画立案や推進の役割を担うことが求められることもある。そこで、本講義では、特に、対人援助職の領域に焦点を当てて、働く人びとのストレス、キャリア、メンタルヘルス不調、メンタルヘルス対策などについて考えたい。 <学習目標> 産業組織心理学の基礎理論と精神医学の視点、厚生労働省による心の健康対策を説明することができる 対人援助職に関する心理学的知見と心理的援助を説明することができる 対人援助職として、「いきいき働く」ことができる。 |
授業のながれ |
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単元T 働く人びとのこころをどのように理解するのか第1講 キャリアデザインとメンタルヘルス 第2講 職場のストレスと職務満足感 第3講 職場のコミュニケーション 第4講 キャリア発達 第5講 ワーク・ライフ・バランス 第6講 働く人びとのこころの問題 第7講 心の健康対策 第8講 添削課題 単元U 対人援助職として働く人びとのこころとケアを考える第9講 医療におけるリワークプログラムを通しての復職支援 第10講 組織のアセスメントとコンサルテーション 第11講 感情労働、バーンアウト、代理受傷、トラウマケア 第12講児童養護施設の職員を支えるコンサルテーション 第13講介護職のキャリア発達を促す統合的な取り組み 第14講対人援助職に役立つ認知行動療法 第15講添削問題 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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添削課題を受けることで、テキストで学んだ内容の理解度を確認することができます。添削課題は80%以上の正答率で合格となります。 この科目は、旧「産業心理学」(テキスト科目・4単位)の内容を踏襲したものとなります。 旧「産業心理学」と同一科目とみなしますので、旧「産業心理学」を今年度までに単位修得している場合は履修できません。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 関連分野の書籍を手に取ってみる。 | 10 |
事後 | 添削課題に取り組む。 | 8 |
事後 | 興味をもった講に関して学習を深める。 | 10 |
本科目の関連科目 |
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成績評価の方法 |
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すべての添削課題に合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。 |
テキスト |
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■テキストを使用する □レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>山口智子 <テキスト名>テキスト「働く人びとのこころとケア -介護職・対人援助職のための心理学-」 <出版社>遠見書房 <著者>山口智子 <テキスト名>学習指導書「産業組織心理学」 <出版社>本学オリジナル |
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