科目名 | 社会福祉調査論2022 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 通年開講 | 藤森 克彦 |
テーマ |
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社会福祉調査の意義、目的、方法の概要、必要な倫理及び、個人情報保護の重要性、量的及び質的調査の方法を学ぶ。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 社会福祉調査の意義、目的、方法 社会福祉と社会調査 統計法、個人情報保護とIT活用法 量的調査の方法 質的調査の方法 <内容の要約> 社会福祉が対象とする領域は、国(マクロ)、地域や組織(メゾ)、個人・家族(ミクロ)と広範囲であり多次元に及ぶ。したがって、社会福祉分野の調査・研究には、多次元的視野や複合的調査・研究方法、分析理論が必要となる。社会調査は19世紀のヨーロッパの貧困調査に遡り、科学及び実践としての社会福祉と重要な接点をもつ。社会調査の一分野をなす社会福祉調査は未発達の分野であるが、社会福祉の対象が多様化する中、科学的根拠に基づいた実践を発展させるにあたって重要な意味をもつ。講義の目的は三つあり、@社会調査の意義と目的及び方法の概要、A統計法の概要や社会調査における倫理及び個人情報保護、B量的及び質的調査の方法に関する基礎知識を習得することである。 <学習目標> 社会福祉調査の意義、目的、方法の概要を理解し、説明することができる 社会福祉調査に必要な倫理及び個人情報保護の重要性を理解し、説明をすることができる 量的及び質的調査の方法を修得し、説明することができる |
授業のながれ |
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社会福祉調査の意義と目的 統計法の概要、社会(福祉)調査における倫理と個人情報保護 社会福祉調査のデザイン 社会福祉調査の実施にあたってITの活用方法 量的調査の概要と種類 質問紙の作成方法と留意点 量的調査の集計と分析(1) 量的調査の集計と分析(2) 添削課題 質的調査の概要とサンプリング 質的調査におけるデータの収集 質的調査における記録の方法と留意点 質的データの分析方法 ソーシャルワークにおける評価 添削課題 ‐ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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添削課題を受けることで、テキストで学んだ内容の理解度を確認することができます。添削課題は80%以上の正答率で合格となります。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 推薦図書をはじめとした関連分野の書籍を手に取ってみる。 | 10 |
事後 | 添削課題に取り組む。 | 8 |
事後 | 興味をもった講に関して学習を深める。 | 10 |
本科目の関連科目 |
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成績評価の方法 |
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すべての添削課題に合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。 |
テキスト |
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■テキストを使用する □レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編 <テキスト名>『社会福祉調査の基礎』 <出版社>中央法規出版 <著者>藤森克彦・杉山京 <テキスト名>『社会福祉調査論』 <出版社>本学オリジナル学習指導書 |
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