科目名 国際開発2023

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 1 通年開講 雨森 孝悦

テーマ
開発途上国における貧困緩和、環境保全、平和構築などを通じて、開発の主人公たる一人ひとりの人間の生活を豊かで安全なものにし、能力の向上が図られるような開発のあり方について学習する。

科目のねらい
<キーワード>
開発途上国  貧困緩和
環境保全  平和構築

<内容の要約>
この科目は、開発途上国における貧困緩和、環境保全、平和構築などを通じて、開発の主人公たる一人ひとりの人間の生活を豊かで安全なものにし、能力の向上が図られるような開発のあり方について学習するのが目的である。一言でいえば、途上国における社会開発の概論である。

<学習目標>
開発途上国の文脈における開発という営みについて、貧困緩和、環境、ジェンダー平等などの視点から説明できる。
開発のさまざまなアプローチや戦略について説明することができる。
国際開発の将来方向についてのイメージをもち、開発協力の現状や課題について知った上で、解決に向けた行動に参加できる。

授業のながれ
単元T 開発の視点第1講 開発とは何か
第2講 貧困問題へのアプローチ
第3講 環境と開発
第4講 ジェンダーの視点
第5講 新しい福祉としての「障害と開発」
第6講 主体性を引き出すアプローチ
第7講 ガバナンス:民主主義、人権、法の支配を中心に
第8講 開発戦略の流れ
第9講 添削課題
単元U 開発の諸領域第10講 開発と住民組織
第11講 農村開発
第12講 産業開発
第13講 保健衛生・医療
第14講 国際教育開発
第15講 貧困緩和に果たす金融の役割
第16講 居住福祉
第17講 添削課題
単元V 開発にかかわる国際協力第18講 なぜ開発協力を行うのか
第19講 開発協力のたどった道
第20講 日本の政府開発援助(ODA
第21講 諸外国と国際機関による開発協力
第22講 NGOによる開発協力
第23講 平和構築と復興協力
第24講 文化協力
第25講 開発途上国への技術移転
第26講 添削課題
単元W 国際開発のこれから第27講 経済グローバル化の光と影
第28講 連帯経済
第29講 人の国際移動と開発
第30講 添削課題

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・日頃から新聞、テレビ、インターネット等で開発途上国に関わる情報に注意を傾ける。

事前事後 学習内容 時間数
事前 関連分野の書籍、特に講義推薦図書を読む。 10
事後 添削課題に取り組む 8
事後 興味をもった講に関して学習を深める。 10

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
すべての添削課題に合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>雨森孝悦、 穂坂光彦、斎藤千宏、綾部誠、松林愛、久野研二、熊本理抄、小國和子、野田直人、毛利良一、岡本眞理子、佐藤光、下澤嶽、長宏行、林芳哉、川村暁雄、定松栄一 <テキスト名>国際開発 <出版社>本学オリジナル



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