科目名 簿記2020

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 通年開講 新谷 司

テーマ
仕訳例や設例を利用して簿記知識の効率的習得を目指す。

科目のねらい
<キーワード>
経営活動  計算処理技術
資産  収益
純利益または純損失

<内容の要約>
簿記とは、企業の経営活動を計数的に記録し、それを集計して企業の経営成績や財政状態を知るための計算処理技術である。最初に、簿記の基本的仕組みを理解する。次いで、小規模の株式会社における期中取引の仕訳と一連の決算整理事項の仕訳について習得する。仕訳例や設例を利用して簿記知識の効率的習得を目指す。

<学習目標>
資産、負債、純資産、費用、収益、純利益または純損失について説明することができる。
主要な期中取引及び決算整理事項について仕訳をすることができる。
精算表の問題(残高試算表と決算整理事項の整理記入から貸借対照表と損益計算書を作成する問題)を解くことができる。 

授業のながれ
第1講 簿記と財務諸表
第2講 取引、仕訳および転記
第3講 商品売買と現金
第4講 当座預金および小口現金と固定資産
第5講 手形、電子記録債権・債務、貸付金・借入金、手形貸付金・借入金、未収入金・未払金、前払金・前受金
第6講 立替金・預り金、仮払金・仮受金、受取商品券、純資産、税金および訂正仕訳
第7講 伝票と仕訳日計表
第8講 添削課題
第9講 試算表・棚卸表、決算整理および仕入・繰越商品勘定の整理
第10講 貸倒れと売掛金・受取手形勘定等の整理
第11講 固定資産、現金過不足・現金勘定の整理
第12講 費用・収益の見越し・繰延べ、貯蔵品および当座借越勘定の整理
第13講 精算表の作成
第14講 決算本手続き
第15講 添削課題

準備学習の内容・学ぶ上での注意
添削課題を受けることで、テキストで学んだ内容の理解度を確認することができます。添削課題は80%以上の正答率で合格となります。

事前事後 学習内容 時間数
事前 科目名の入った書籍を手に取ってみる。 10
事後 添削課題に取り組む。 10
事後 試験に向けて整理・学習を進める。 10

本科目の関連科目
財務会計(テキスト)、管理会計(テキスト)、社会福祉法人会計(テキスト・オンデマンド)、日本企業の経営と会計(スクーリング)、社会福祉法人のマネジメントと会計(スクーリング)

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
すべての添削課題に合格後に受験する科目修了試験により合格を判定する。評価基準は、A(100〜80点)、B(79〜70点)、C(69〜60点)を合格、D(59点以下)を不合格とする。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>新谷司 <テキスト名>簿記 <出版社>本学オリジナル



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