科目名 人間福祉特別講義

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 菊池 遼

テーマ
人間福祉専修での学びをどう深めるか

科目のねらい
<キーワード>
個別支援  地域支援
ソーシャルワーク  地域共生社会

<内容の要約>
この授業では、人間福祉専修に入学した学生の皆さんが将来の目標を明確にし、その目標達成に向けて学修の計画を立てて取り組めるようにすることをねらいとしています。人間福祉専修のカリキュラムは、人々のくらしを支える上での様々なテーマ、個別支援・地域支援のいずれかの関心のある切り口から学びを深めることができるように設定しています。学生の皆さん一人ひとりが、これからどのようなテーマ・分野から学びを深めていくのかを考える上で、先生方それぞれの研究テーマに関するリレー講義により学びのヒントを提供します。 なお、本講義は地域志向科目の一つに位置づけられています。

<学習目標>
自らが専攻する人間福祉専修の特徴を説明することができる。
ソーシャルワークにおける個別支援・地域支援のアプローチを説明することができる。
地域共生社会の創造のための専門職・市民等の役割を説明することができる。

授業のながれ
授業ガイダンス
高齢者分野のソーシャルワーク:多職種連携の実際と課題
ラディカルなソーシャルワーク研究
反抑圧ソーシャルワーク
地域で孤立を支える支援:ゴミ屋敷の支援事例から考える
災害時に助け合える地域づくりと福祉の役割
福祉教育への招待:ハンセン病問題学習を手がかりに
過疎地域・中山間地域の福祉
社会的孤立の何が問題なのか:社会福祉学の射程
精神科病院長期入院者への退院支援
地域共生社会の視点と展開について
障害者福祉論:相模原障害者殺傷事件を通して考える
DV:当事者の語りから支援を考える
障害のある方の就労支援
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
講義のねらいに示したように、この科目は学生が主体的に自分の将来を考えることを期待しています。各講義では、学びを深めるための文献・資料を紹介しますので、それを読んで知識を増やすとともに、思考力を鍛えてください。また、授業の流れについては担当教員の都合によって変更があります。詳細については初回の講義でアナウンスします。

事前事後 学習内容 時間数
事後 講義担当者から紹介された文献・資料の講読 30

本科目の関連科目
ソーシャルワークT〜W、地域福祉論T・U、専門演習T・U

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 40%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他  0%
【評価方法】期末試験の成績と授業内での課題の評価を総合して判定する。 【評価基準】期末試験40%、授業内での課題60%を総合して、60点以上を合格とする。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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