科目名 医学概論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 洪 英在

テーマ
医学の基本的な考え方と現代的課題

科目のねらい
<キーワード>
人体の構造、機能、疾病  医学的診断と治療
ライフステージ  医学モデル
医の倫理

<内容の要約>
社会福祉士や精神保健福祉士として将来働く中で必要となるであろう、医学的知識やその活用方法について学ぶことを目的とする。医学の専門家はどのように疾患や病態を認識しているのか。また、その知識をどのように現場で活かしているのか。それを知り、現場で医療の専門家とコミュニケーションが取れるようになることを意識して授業をすすめていく。また、国家試験において医学概論の分野で合格点をとる下地を作ることも同時に目指す。

<学習目標>
人体の構造、機能、疾病の基本を理解し、説明できる。
医療の考え方を理解し、説明できる。
社会福祉士がなぜ人体を学ぶ必要があるかを説明できる。
健康の定義と、人々がもつ健康の意味や価値観について説明できる。

授業のながれ
授業の進め方、文献検索や情報収集の方法について、医学的な考え方について
第1章 ライフステージにおける心身の変化と健康課題
第2章 健康及び疾病の捉え方 第3章 身体構造と心身機能
第4章 疾病と障害の成り立ちおよび回復過程、第5章 1,2節 リハビリテーションの定義、目的
第5章 3,4節 リハビリテーションの対象、方法
医の倫理・患者の権利(ゲスト講師)
第6章 1節 感染症
第6章 2,3,4節 神経疾患、認知症、高次脳機能障害、脳血管疾患、心疾患
第6章 5,6,7節 内分泌・代謝疾患、呼吸器疾患、腎・泌尿器疾患
第6章 8,9,10,11節 消化器疾患、骨関節疾患、血液・免疫疾患、眼科疾患、視覚障害
第6章 12,13,14節 耳鼻科疾患、聴覚障害、口腔疾患、産婦人科
第6章 15,16,17節 精神疾患、精神障害、小児科疾患、肢体不自由、高齢者に多い疾患
第6章 18,19節 生活習慣病、内部障害、悪性腫瘍と緩和ケア
第7章 公衆衛生
まとめ、これまでの確認

準備学習の内容・学ぶ上での注意
国家試験の過去問に準じた問題を授業中に小テストとして課す。小テストは何をどのように調べても良いが、その解答の理由とその解答にたどり着いた経過も記してもらい、問題解決能力を養うことも意識する。

事前事後 学習内容 時間数
事前 次回の授業内容の概要を教科書の該当項目を眺めることで頭に入れて上で授業に臨んでください。 2
事後 授業中に提示した小テスト内容を授業後に復習し、どのようにその回答にたどり着いたかの流れを覚えるようにしましょう。 2
事後 授業で使用したスライド等は共有いたします。授業後、再確認し、テキストの該当部分を確認してください。 1

本科目の関連科目
「リハビリテーション医学」「障害者福祉論」 「高齢者福祉論」 「介護福祉論」 「ケアマネジメント論」「医療福祉論」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 80%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他  0%
国家試験問題に準じた試験を実施します。その試験結果に授業中に課した課題への取り組み状況を踏まえ、成績判定時に加点します

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟(編) <テキスト名>最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座1 医学概論 <出版社>中央法規出版



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