科目名 精神医学T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 賀古 勇輝

テーマ
精神医学に関する基本的知識(症候学、診断学、治療学など)や代表的な精神障害のついての知識を得ることにより、こころを病む人々への理解を深める

科目のねらい
<キーワード>
精神障害  精神療法
気分症  統合失調症
神経発達症

<内容の要約>
精神医学の前半として、精神医学と精神医療の総論を学習し、全体像を理解する。精神療法の基本を知り、精神障害を持つ人々への関りについて知る。さらに、疾患各論前半として、内因性精神障害(気分症、統合失調症)、神経発達症(注意欠如多動症、自閉スペクトラム症など)、摂食症、パーソナリティ症について学ぶ。精神医学の一つの領域として児童思春期精神医学についても学ぶ。

<学習目標>
精神医学と精神医療の全体像を理解できる
精神療法の基本を学ぶことにより、精神障害を持つ人への関わり方について理解できる
主に内因によるされている気分症(うつ病、双極症)と統合失調症について診断や治療に関する知識を得ることができる
生来のハンディキャップである神経発達症(注意欠如多動症、自閉スペクトラム症など)の特徴を知ることができる
摂食症、パーソナリティ症、児童精神医学に関する基本的知識を獲得できる

授業のながれ
精神医学の全体像、診断学総論、症候学
精神医療の全体像、精神保健福祉法、地域精神保健福祉など
精神療法の基本
支持的精神療法
気分症(うつ病)@(症状)
気分症(うつ病)A(治療)
気分症(双極症)
統合失調症@(症状)
統合失調症A(治療)
統合失調症B(事例)
神経発達症@(知的発達症、注意欠如多動症)
神経発達症A(自閉スペクトラム症、限局性学習症)
児童思春期精神医学
摂食症
パーソナリティ症

準備学習の内容・学ぶ上での注意
精神障害は種類が非常に多く、数値化・画像化されないためにわかりにくいと言われていますが、患者数が最も多く、ありふれた病であり、人間を理解する上で必要な知識となりますので、どのような職域に進むとしても役立つものと思われますので、積極的な姿勢で学んでください。 講義の中で随時参考図書やウェブサイトを紹介しますので、関心領域の事後学習を推奨します。 情報量が多い科目になるかと思いますので、重要事項についてはレジュメで事後学習しやすいように印を付けます。

事前事後 学習内容 時間数
事前 推薦図書に目を通す 10
事後 講義で推薦した参考図書やウェブサイトで学習する 20

本科目の関連科目
精神医学U、精神保健学T・U

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 80%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他  0%
期末試験を中心に評価するが、毎回の講義の感想文を加味して最終評価を行う

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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