科目名 | 保健体育科教育法V(授業づくり) |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 後期開講 | 吉岡 隆之、伊藤 嘉人 |
テーマ |
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・保健と体育の両分野の授業づくりの理論をもとに、指導案を作成することができる。・模擬授業の授業づくりに取り組むことにより、教育実習に向けて一定の実践力が身に付いている。・模擬授業を集団で検討する学びを通して、批判的かつ組織的な授業研究に取り組むことができる。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 保健体育科教育の教材開発 模擬授業を通しての相互評価 学習指導案の作成および評価 <内容の要約> 「保健体育科教育法T」、「保健体育科教育法U」で学んだ内容をもとにして、保健体育科の授業づくりのポイントを理解した上で、中高を併せた保健分野の7領域から4領域を選択し、体育分野においては、7領域(12種目)のグループに分かれ、模擬授業を実施する。各回、50分の模擬授業の終了後、教師(指導者)役、生徒役、観察役の学生から授業の出来栄え(良かったこと・工夫されていること、問題点・課題となることなど)についてコメントを出し合い、集団で検討する。 なお、体育領域については、保健体育科教育法Uの担当教員と共同で指導を展開する。加えて授業場面での指導技術、ICT(情報通信技術)の効果的な活用や情報社会の中で学び続ける力の育成方法を学ぶ <学習目標> 保健体育科教育法の手法を身に着け、科学的な根拠もって授業が出来る。 数多くの模擬授業参観を通して授業評価のあり方について考えることが出来る。 保健分野と体育分野との関わりを踏まえて授業実践に取り込むことが出来る。 |
授業のながれ |
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「保健領域」のオリエンテーション(授業の目標・計画、グループ分け)、授業の位置づけ、目標・内容の変遷 保健の授業づくりのポイント(内容構成:中・高の内容構成と連携、模擬授業の手順、指導案づくりのポイント) 模擬授業:中学校編@(心身の機能の発達と心の健康 or 健康と環境) 模擬授業:中学校編A(傷害の防止 or 健康な生活と疾病の予防) 模擬授業:高等学校編@(現代社会と健康) 模擬授業:高等学校編A(生涯を通じる健康 or 社会生活と健康) 「体育領域」のオリエンテーション(授業の目標・計画、グループ分け)体育の授業づくりのポイント(模擬授業の手順、指導案づくりのポイント) 模擬授業:体つくり運動 模擬授業:器械運動 模擬授業:陸上競技 模擬授業:球技 模擬授業:水泳 模擬授業:武道 模擬授業:ダンス まとめ(模擬授業の総括:保健と体育の両分野のまとめ、授業づくりのポイントの確認、ICTを活用した模擬授業の実施と授業の改善・授業のまとめ) |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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これまで学んできた保健体育科の授業に関する事項をよく把握して授業に臨むこと。この科目は、保健体育科教諭として従事した経験を有する教員が「保健体育科教育法V」について教授します。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | これまでに学んだ保健体育科教育に関わる知識を整理しておく。 | 3 |
事前 | 体育領域については種目の特性がそれぞれあるため、授業内容を系統的に把握しておく。 | 3 |
事後 | 模擬授業を通して友人や教員から指摘してもらったことを評価し、学習指導案に修正を加える。 | 5 |
事後 | 教育実習に向けて準備すべきことを授業づくりの観点から整理しておく。 | 2 |
本科目の関連科目 |
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教職関連科目、保健体育科教育法Tおよび保健体育科教育法U |
成績評価の方法 |
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テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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