科目名 | 子ども発達学専門演習U |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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4 | 4 | 通年開講 | 丸山 真司 |
テーマ |
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「みんなが『わかるーできる』体育」の教材づくり、授業づくり |
科目のねらい |
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<キーワード> みんながわかるーできる 体育の授業づくりー教材づくり 模擬授業の検討 異質協同のグループ学習 「ともに生きる」体育ーインクルーシブ体育 <内容の要約> 戦後の優れた体育実践研究の成果として生み出された「典型実践」をモデルにしながら、小学校期における、どんな子どもも見捨てない「みんながうまくなる体育」=「みんなが『わかるーできる』体育」の授業の特徴を理解し、教材づくり、授業づくりの意味や方法について実技を通して学ぶ。この授業は前期のスポーツ専門研究Tを継続・発展させたものである。今回の授業の主たる内容は、@ボール運動、Aインクルーシブな体育の授業づくり、B模擬授業の実践と検討である。 <学習目標> 技術指導の系統性と異質協同の学びの意義と方法を理解し、とりわけ子どもたちのつまずきの分析とその克服方法を探究することができる 教材づくりや授業づくりの意味や方法についての知識を獲得することができる 授業を分析することができる 「みんながわかるーできる」体育の学習指導案を作成し分析することができる 「ともに生きる」体育の創造に向かうための力量を身につけることができる |
授業のながれ |
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オリエンテーション(授業のねらい、進め方、評価とグループ編成) ボール運動@ ボール遊び:ボール運動の基礎的感覚づくり(コオーディネーション) ボール運動A シュートボール ボール運動B フラッグフットボール(1) ボール運動C フラッグフットボール(2) インクルーシブな体育の授業づくり@ 理論学習 インクルーシブな体育の授業づくりA インクルーシブな体育の授業づくりB 模擬授業実践@ 実践@の分析/検討 模擬授業実践A 実践Aの分析/検討 模擬授業実践B 実践Bの分析/検討 まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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・この授業は体育・スポーツ嫌いを生まないために、どのような体育の授業ができるのかをみんなで考える授業です。体育・スポーツが嫌いだった人も、大好きな人、障がいを抱えている人も子どもたちがおもしろい!楽しい!と思えるような体育授業を生み出す力と可能性を持っています。「うまい・へた」、「できる・できない」でこの授業は評価しません。体育・スポーツが苦手な人も安心して受講して下さい。ただし、子どもたちが「おもしろくて楽しい」と思えるような体育授業をつくるために、みんなで知恵を絞る学び合いを重視します。この授業は体力を使うより頭を使う授業です。どの子も見捨てない「おもしろくて楽しい」体育の授業づくりについてともに学びましょう! ・模擬授業においては、指導案の作成ー実践ー実践分析ー集団検討というサイクルで実施します。体育授業づくりの力量アップを目指します。 ・主として4年生が対象なので、現場の授業や子どもの様子を意識しながら授業を展開します。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 講義資料の準備と資料内容についての予習 | 10 |
事後 | 毎時間の講義の復習・課題の整理 | 10 |
事後 | 期末試験(修了レポート)へ向けての学習 | 10 |
本科目の関連科目 |
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スポーツ専門研究T、体育科指導法、各教科指導法、スポーツ実技、スポーツと文化 |
成績評価の方法 |
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授業参加状況、毎時間のミニレポート、修了レポートの内容に基づき総合的に評価します。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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