科目名 精神医学U

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 早川 徹

テーマ
現代人の心理ならびに心の問題を、各年代の発達課題と様々な心理療法のアプローチを通して考える

科目のねらい
<キーワード>
神経症  心身症
発達課題  心理療法

<内容の要約>
現代人にみられる心の傾向を理解するとともに、現代人(乳幼児期から成人期)が陥りやすい諸問題について解説をする。また、様々な心の問題に対する様々な心理療法を提示しながら、それらの問題について解説をする。

<学習目標>
様々な心の問題を、臨床心理学的なモデルで説明できる
各年代の発達課題を説明できる
様々な心理療法の特徴と、そこにある心のモデルを説明できる

授業のながれ
臨床心理学の視点からみた心と体の関係について
乳幼児期の心の発達
幼児期・児童期の心の発達と問題@ 分離不安・悪夢等
幼児期・児童期の心の発達と問題A 同胞葛藤等
児童期・思春期の心の発達と問題@ 第二次性徴の前後
児童期・思春期の心の発達と問題A 親からの心理的自立
青年期・成人期の心の発達と問題@ 自己と他者
青年期・成人期の心の発達と問題A ひきこもりの支援
青年期・成人期の心の発達と問題B 進路・対象選択にまつわる問題
青年期・成人期の心の発達と問題C 強迫神経症等の心理
青年期・成人期の心の発達と問題D 不安神経症等の心理
青年期・成人期の心の発達と問題E ストレス
青年期・成人期の心の発達と問題F 慢性内科疾患への支援
対人援助職の精神保健
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
事前事後学習として、講義の予習および配布資料とリアクションペーパーを復習する。講義内で提示された事例や各種臨床素材(絵本等)について検討しまとめる

事前事後 学習内容 時間数
事前 次回の授業の予習 10
事後 毎時間の講義の復習 10
事後 課題レポートの作成 10

本科目の関連科目
精神疾患とその治療、健康医療心理学

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 30%
その他  0%
定期試験70%(授業内試験)、出席点(リアクションペーパー+授業態度)30%で評価します

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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