科目名 | 生理学実習 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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1 | 1 | 後期開講 | 幡野 その子 |
テーマ |
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ヒトの生理機能とその調節機構を理解するための実習 |
科目のねらい |
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<キーワード> ヒトの生理機能 生命活動の調節機構 ホメオスタシス <内容の要約> 生理学は生命活動とそのメカニズムを理解する学問で、人々の健康維持に対して科学的指針を与えるのに役立つ。また、病気の発症を解明し予防・治療するための科学的知見を得るには重要な学問でもある。この実習ではヒトの基本的な生理機能を観察・理解し、その上で様々な環境条件下における生理機能の変化とそれに対する調節機構を観察・評価する。実習学生を5~6つのグループに分け、各グループは各々の実験テーマをローテーションにより実施する。この実習では各テーマから得られた結果の考察を行うことが重要である。毎回、実習に関連したレポートを作成する課題があるが、実習の結果を書き連ねるものではない。さらにこの実習では共同作業を通してチームワークを身につける。 <学習目標> 生理機能の調節機序について説明できる。 細胞レベルでの調節機序を理解する。 データの取得および解析・考察によりレポートを作成する能力を獲得する。 実習の発表によりプレゼンテーション能力を獲得する。 |
授業のながれ |
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講義と実習のオリエンテーション グループ1:浸透現象 グループ2:消化酵素の働き グループ3:体温調節 グループ4:起立循環応答 グループ5:神経筋の興奮閾値 グループ6:ヒトの皮膚感覚 以上6つの生理機能の調節に関する実習をローテーションで行う。 これらの課題に関するレポートを個々でまとめ、最終的に各グループによるプレゼンテーションを行う。 但し、学生の人数によって課題が変更する場合がある。 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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1回の実習が3限連続のため欠席すると単位取得が難しくなるので、安易に欠席しないこと。グループ実習であるため積極的に参加することで協力すること。被験者が体調不良を訴えた時はすぐに実習を中止すること。精密機器の取り扱いには十分注意すること(機器の破損や感電事故)。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 実習項目に関連する内容について,生理学講義で習った授業内容について復習しておく。 | 10 |
事前 | 実習方法を記載したレジュメを読んで理解しておく。 | 5 |
事後 | 毎回の実習において,関連する領域の生理学・解剖学・運動学の知識を整理してレポートを作成する。 | 15 |
本科目の関連科目 |
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生理学I、生理学II、解剖学T、解剖学U、解剖学実習、運動学 |
成績評価の方法 |
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自分自身でよく考えて実習を行い、レポートを作成するよう努めて下さい。他の学生の実習ノートやレポートの丸写しやウェブ上の情報をコピペすることは避けるようお願いします。 |
テキスト |
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■テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>大地 陸男 <テキスト名>生理学テキスト 第9版 <出版社>文光堂 |
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