科目名 保健医療福祉政策論演習

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 4 後期開講 水谷 聖子、尾関 唯未、森 礼子

テーマ
平時における人々の暮らしや健康を支える保健医療福祉制度を理解したうえで、健康課題の施策や地域特性を踏まえた健康危機管理施策など、住民や関係機関と協働して行われていることを学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
保健医療福祉制度   地域保健行政施策
災害時保健医療活動  地域連携・ネットワーク
社会資源の開発・活用

<内容の要約>
 地域における保健・医療・福祉行政は、地方自治体である都道府県・市町村を中心に行われている。人々の日常の暮らしや健康を守るために必要な保健・医療・福祉分野の制度や仕組み、さまざまな計画や財政など理解し、地域における健康課題に対して、事業化・施策化の基礎的能力を講義と演習を通して習得する。

<学習目標>
地域における保健医療福祉政策の計画・実施・分析、評価(または、PDCA)の実際を理解することができる。
行政の施策・事業を通じて、具体的な課題に対してグループで計画立案することができる。
保健医療福祉政策に関連する様々な関係機関・関係者の視点をとらえ、計画に反映させることができる。
立案した計画をわかりやすく効果的に伝える能力を養うことができる。
保健医療福祉における倫理的問題について考察できる。

授業のながれ
ガイダンス 地域における保健医療福祉政策とは
自治体における災害危機管理 〜自治体の防災計画〜 《ゲストスピーカー》
地域の防災対策(避難所)
地域コミュニティにおける防災活動の実際@
地域コミュニティにおける防災活動の実際A
地域コミュニティにおける防災活動の実際B
災害時の救助活動〜災害現場での優先活動・多職種間連携〜《ゲストスピーカー》
行政における市民総合防災訓練の実際(東海市)@
行政における市民総合防災訓練の実際(東海市)A
行政における市民総合防災訓練の実際(東海市)B
行政における市民総合防災訓練の実際(東海市)C
防災計画立案(グループワーク)@
防災計画立案(グループワーク)A
防災計画立案(グループワーク)B
防災計画案の発表・評価と全体の振り返り

準備学習の内容・学ぶ上での注意
《講義に出席する上での注意事項(授業に臨む際に求められる態度・姿勢)》 少人数でグループでの学びも多い科目であるため、主体性を持ち、積極的に学ぶように努めてください。

事前事後 学習内容 時間数
事前 フィールドワークを行う地域の特性を理解し、まとめる 5
事後 災害時における活動についてまとめ、考察する 15
事後 レポート課題の提出 5

本科目の関連科目
地域看護学概論、公衆衛生看護概論、公衆衛生看護管理活動論、公衆衛生看護方法論T・U・V・W、保健医療福祉政策論、公衆衛生学、疫学、保健医療統計学、災害看護、多職種連携論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 70%
その他  30%
グループワークや発表、見学等演習に臨む姿勢・態度(30%)と課題レポート・グループワーク発表(企画立案の成果など)(70%)で総合的に評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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