科目名 国際看護論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2・4 後期開講 井 久実子、大橋 裕子

テーマ
*国際的視野に立った看護の展開

科目のねらい
<キーワード>
国際看護に関わる基本的な概念  異文化への理解
国際保健医療における課題

<内容の要約>
 国際的視野に立った看護を展開できるため、諸外国の人々の健康と保健・医療の現状についてに理解を深め、人々の健康に影響を及ぼす人口学的、社会経済的、文化的な要因について考える。看護の国際協力の理念と組織、具体的なプログラムを理解する。上記について、グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションを通してより実践的な学びとする。

<学習目標>
国際看護にかかわる基本的な概念を理解できる。
国際的視野で健康問題について学び、異文化の価値観を尊重した看護について自己の考えを発展できる。
国際保健医療における課題について歴史・文化・社会システムなどとの関連性をとらえ、看護の立場から考察できる。

授業のながれ
【第1回】オリエンテーション、国際的な視点から考える人々の健康
【第2回】国際社会の現状と国際看護活動
【第3回】国際看護活動を推進する人と機関
【第4回】国際看護活動の支援を必要とする対象
【第5回】異文化への向き合い方・対象のとらえ方
【第6回】国際看護活動の展開
【第7回】国際的な視野でとらえた健康問題についての考察@(着目する健康問題、国・地域の概況)
【第8回】国際的な視野でとらえた健康問題についての考察A(問題と目的の分析、活動の提案)
【第9回】国際的な視野でとらえた健康問題についての考察B(発表と意見交換)
【第10回】アジアの人々の生活と留学生が見た日本の医療@
【第11回】アジアの人々の生活と留学生が見た日本の医療A
【第12回】在留外国人と在外日本人の健康課題
【第13回】プライマリヘルスケアとヘルスプロモーション
【第14回】国際救援活動の実際@
【第15回】国際救援活動の実際A

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・世界で起きていることや、海外の人・文化的背景の異なる人の暮らしに目を向けましょう。 ・一部の授業では、発表やディスカッションを行います。

事前事後 学習内容 時間数
事前 プライマリ・ヘルスケア、ヘルスプロモーションなど既習の内容について復習する。 3
事前 5歳未満児の死亡率(第1回の授業で調べる)上位10か国のうち1か国を選び、保健統計、歴史、文化、社会システムなどについて情報を集める。 6
事後 国際看護に関わる基本的な概念などについて復習する。 5
事前 「国際看護活動の実際」で学ぶ国・地域の状況、人々の暮らしについて予習する。 8

本科目の関連科目
本科目の内容を基礎として「国際保健演習(4年次)」を履修する。

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 30%
授業内でのレポート・課題等 70%
その他  0%
@定期(授業内)試験、A課題(発表)・レポートの2点について総合的に評価し、60点以上を合格とする。 授業態度・取り組み姿勢によっては減点もありうる。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>樋口まち子 編 <テキスト名>新体系看護学全書 看護の統合と実践B 国際看護学 第4版 <出版社>メヂカルフレンド社



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