科目名 | 緩和ケア論 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 4 | 後期開講 | 大野 晶子、白尾 久美子 |
テーマ |
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生命を脅かす疾患を有する患者・家族が抱える全人的苦痛の特徴をとらえ、生活の質を支えるための緩和ケアについて基礎的知識を理解する。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 緩和ケア ターミナルケア 全人的苦痛 QOL(生活の質) <内容の要約> 生命を脅かす病気と診断され、治療が開始されると同時に提供される、苦痛の緩和を中心とした緩和ケアについて、ターミナルケアを含めた基礎的知識を学習する。緩和ケアの歴史と現状、疼痛コントロール、症状コントロール、緩和ケアの場、ターミナルケアの歴史と現状、家族へのケアなどについて理解する。 <学習目標> 緩和ケアの概念について理解できる。 緩和ケアを必要とする対象とその家族の身体的、心理的、社会的特徴について理解できる。 緩和ケアを必要とする対象とその家族に対する看護援助が理解できる。 ターミナルケアの概念について理解できる。 |
授業のながれ |
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緩和ケアの理念と歴史 身体的苦痛への援助(疼痛コントロール) 身体的苦痛への援助 心理的・社会的・スピリチュアルな苦痛への援助 心理的・社会的・スピリチュアルな苦痛への援助 場における緩和ケア がんサバイバー がん以外の緩和ケア 臨死期のケア(身体症状とその看護) 臨死期のケア(精神症状とその看護)・看取り・家族ケア・遺族ケア 意思決定とコミュニケーション 意思決定とコミュニケーション 支持療法(がんリハビリテーション,代替療法) 事例から考える緩和ケア(グループワーク) 事例から考える緩和ケア(グループワーク) |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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関連科目に挙げた科目を中心に、既習の知識・技術を復習したうえで授業に臨んでください。これまでの臨地実習において、自分やグループメンバーが受け持った患者および家族は、がんやがん以外の病気や障害により何らかの苦痛を有していたと思います。患者・家族が抱えていた苦痛の特徴や自身が行った看護について振り返って整理し、授業に臨んでください。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 緩和ケアおよびターミナルケアについて学習する | 2 |
事前 | 麻薬の取扱について学習する | 2 |
事前 | 実習で受け持った患者に関する緩和ケアを振り返る | 2 |
事後 | 各講義の復習を行う | 13 |
本科目の関連科目 |
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看護学概論,看護倫理,成人看護学概論,成人慢性期看護方法論,成人急性期看護方法論,慢性期看護学実習,成人看護学慢性期実習,急性看護学実習,成人看護学急性期実習,在宅看護論,在宅看護看護論実習,疾病論(内科系),疾病論(外科系)、他 |
成績評価の方法 |
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最終レポート、グループワークへの参加状況等を総合して評価する |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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